13日、外務委。「難民受け入れのモルドバへ日本としての援助を」提案。林外相「実施の具体化を」表明。//大使との意見交換会

2022年04月15日

 

13日に開かれた外務委員会では、「ウクライナ情勢と日本政府の対応について」と「陸上幕僚監部の『反戦デモ』敵視問題について」を質問。

 

 

 

午後には、外務委員会理事会メンバーと、ルーマニア、モルドバ、ポーランドの駐日大使館の大使、公使とのロシアのウクライナ侵略・難民支援問題での意見交換会が行われました。

 

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私は、「難民受け入れのモルドバへ、日本政府として二国間支援の実施を」求めました。林外務大臣は、「二国間支援を実施できるよう具体的内容を詰めたい」と支援の意向を明らかにしました。

私は、日本・モルドバ共和国外交関係樹立30周年の3月16日に両国の外相会談が行われたことを取り上げ、会談では「ロシアのウクライナ侵略に対しての対応」「難民支援」について、どのような議論と一致点があったのかと質問。

林芳正外務大臣は、電話会談で大臣との間で、ロシアによるウクライナ侵略はウクライナの主権及び領土を侵害し、国際法の深刻な違反であり、強く非難されるべきこと及び力による一方的な状況変更であり国際秩序全体を揺るがすものであるということで一致した。
3月25日に駐日大使の表敬を受け、モルドバを支えていくことを伝えたと答弁しました。

 

 

私は、「モルドバ支援の国際会議が30カ国の参加で開催された。モルドバ共和国のガブリリツァ首相は、冒頭、ヨーロッパの中で最も貧しい国として知られてきたと述べたうえで、厳しい財政状況の中対応しており、国際的支援を訴えました。ソコラン駐日大使は、豊かでなくても私たちはできることをしたいとインタビューに答えています。心から敬意を表したい。人口264万人の15・7%に匹敵する41万人もの難民を受け入れています。国際機関を経由しての支援にとどまらず、日本として二国間の援助を行うべきだ」と提案しました。

 

 

大臣は、2億ドルの人道支援に加えてモルドバのニーズに応える形で二国間支援をできるよう具体的な内容をつめていきたいと答弁。

 

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外務委委員会理事会メンバーが、ルーマニア、モルドバ、ポーランド各国の駐日大使らとの意見交換会

 

 

ルーマニアと。

 

 

モルドバと。

 

 

ポーランドと。