「京都府知事選・参院選勝利 日本共産党演説会」@京都市下京区、南区で訴え

2022年02月24日

 

23日、京都市南地区委員会主催の京都府知事選、参議院選挙勝利に向けた「日本共産党演説会」(オンライン併用で、下京区、南区の2ヵ所で開催)で訴えました。

演説会では、たけやまさいこ参院京都選挙区予定候補、大門みきし参院議員・比例予定候補(ビデオメッセージで登壇)、森吉治・つなぐ京都 2022事務長、かまの敏徳(下京区)、井上けんじ(南区)両京都市会議員も訴えました。南区では森田ゆみ子市会議員が司会を務めました。写真は、南区の会場で訴える私。

 

 

私は、演説会参加のお礼を述べたうえで、まず、ウクライナ情勢をめぐって「ロシア・プーチン大統領が、自分たちに近い親ロ勢力が2014年に「独立宣言」しているウクライナ東部の二つの地域の『独立』国としてを承認し、ロシア軍派兵指令を出すなど、侵略行為によって事態は緊迫している。いかなる理由があれ、軍事的威圧による現状変更は絶対に認められない。国際法・国連憲章を踏みにじる暴挙さと厳しく批判。旧ソ連はじめあらゆる覇権主義とたたかってきた党として、この侵略行為に断固反対する」と強調しました。

この点で、日本共産党の「『?』リーフ」を示し、8頁の「社会主義と無縁の覇権主義」や、BSフジの「プライムニュース」における伊吹文明元衆議院議長とのやり取りも紹介。

「?」リーフは、「共産党そのもの、党綱領をやさしくかつ端的に語る資材」「自民党綱領が話題に上ることはないが、いまや共産党綱領が話題になっている。この内容を身につけて、参議院選挙前進へ、大いに周りのお知り合いに広げていただきたい」と呼びかけました。

 

 

次に、「京都府知事選挙、参院選挙、連続した選挙で勝ち抜こう」として、梶川憲京都総評議長の京都府知事選挙の勝利、参院選挙での大門みきし候補をはじめ5人の比例選挙での勝利、京都選挙区でのたけやまさいこ候補の勝利への協力をお願いしました。

岸田政権と西脇府政に共通する特徴は何か」について、第一に、「オミクロン株感染の急拡大に対し、政府と府政が共通するのは、対策の遅さと危機感の欠如だ」と指摘。また、「米軍基地が水際対策の大穴になっており、日米地位協定の抜本改正を何も言わない点も共通している」として、「言えない知事のだらしなさ」は沖縄県知事の対極にあるものと厳しく批判しました。

 

 

さらに、「岸田政権のどこが問題か、どう対決していくのか」として、(1)「新自由主義」の弊害の克服、(2)敵基地攻撃能力の保有と憲法改正を許さない、(3)政治腐敗、特に自民党京都府連の一連の不祥事について強調。

今国会の状況報告を行いました。国民民主党が政府提出の予算案に賛成したことについて、「与党宣言であり、共闘の対象にならないことは明白」と指摘
維新の遠藤敬・国対委員長
(衆院議員)が30万円近いとされる秋田犬の子犬を有権者に送っていた疑惑を批判。

写真下は、「新自由主義を転換し、やさしくて強い経済を」と訴える大門みきし比例予定候補・参院議員

 

 

私は、「こうした状況の中、日本共産党の参院選挙での党躍進の意義」について強調。「それは、①岸田政権に厳しい審判を下し、政権交代の足掛かりをつくる最大の力、②翼賛体制を許さない最強の力、③野党共闘の大局的発展にとっての何よりの推進力」と力を込めました。

最後に、「今年は党創立100周年、京都から反転攻勢の狼煙をあげよう」として、「党の歴史には、ひと時として順風満帆な時はない。東大教授の本田ゆきさんは、『共産党の100年の歴史は、諦めないということ、続けるということ、正しいことを掲げるということ、将来を見据えるということ、それを全部やって来た」とエールを送っていただいていると紹介。
「数ある政党の中で、同じ名前で100年という長い歴史を歩んできた党が他にあるか。その歴史には、自ら歴史を開く開拓者の精神で、この事業に取り組んだ多くの先輩たちの血と汗が刻まれている。日本共産党以外のどの潮流も、戦争の終結と戦後における民主主義への転換という歴史の試練に、以前の名前のままでは耐えることができなかった。だから戦後は、みんな党名を変えて発足せざるを得なかった。日本共産党が侵略戦争と軍国主義の暗い時代を含む日本の変転する歴史の中で、戦前・戦後、同じ名前で活動してきたということそれ自体が誇るべきこと」「この党の誇るべき候補者の勝利を! 知事選挙と連続してたたかわれる参院選の連続的な勝利を!」と結びました。

写真下は、訴える、たけやまさいこ京都選挙区予定候補

 

 

たけやまさんは、西陣で育ったことに触れ、まち壊し許さない思いをあつく訴え。長岡京市の市会議員として5期17年間の経験で特に「一人のつぶやき」で「学校給食がほしいね」の声をみんなの運動にして中学校学校給食実現したこと、みんなが声をあげれば政治を動かすことが出来る、女性の声を届けると決意を語りました。