京都伝統工芸大学校「第26回卒業修了・製作展」を鑑賞

2022年02月14日

 

京都伝統工芸大学校「第26回卒業修了・製作展」を鑑賞しました。毎年(昨年25回の写真)楽しみにして必ず足を運んでいます。
「匠」の技を、継承し、将来を担っていく若人の飛躍を期待します(今回は、好きな作品を選ぶアンケートは中止でした)。

「卒業・修了制作展」は、2月20日(日)まで、京都市中京区の「京都伝統工芸館」(烏丸三条上がる)にて。

同時開催で、「第17回 京の伝統工芸新人作品展」「特別展示 渡邉宗男・山本孝子 木彫刻展」「ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ2021 受賞者作品展示」「Kyoto Bamboo Craft Project(長岡銘竹・ユニクロとのコラボ作品展示)」もあって、きっと満足できるかと思います。

 

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入り口には、「聖徳太子座像」が展示してあり、写真を撮りました。この像は、2007年3月に天橋立の松が倒れたものを、仏像彫刻専攻の学生さんが彫り上げたものだそうです。

 

 

続いて、展示作品のごく一部を紹介します。

こちらは、東京都出身の学生さん(私の右隣)が作り上げた「山滴る」という作品
とてもよくできた木工芸(指物)で感心しました。アンティーク家具の関係に就職が決まったそうで、「才能が生きる仕事。大いにご活躍を」と、お祝いのエールを送りました。

 

 

こちらは、「波涛 八岐大蛇」という木彫刻で、最優秀賞を受けた学生さんの作品です。

 

 

長岡銘竹・ユニクロとのコラボ作品展示がこちらの椅子です。実際に座ることはできず、ちょっぴり残念でした。