「阪神・淡路大震災27年 メモリアル集会」で挨拶

2022年01月17日

 

本日1月17日は、阪神・淡路大震災の発災から27年を迎えます。

16日、神戸市三ノ宮で、阪神・淡路大震災救援復興兵庫県民会議(略称・復興県民会議)主催の「阪神・淡路大震災27年 メモリアル集会」が開催され、日本共産党を代表して連帯の挨拶をしました。

集会には、こむら潤・参院兵庫選挙区予定候補、大沢たつみ元参院議員、松田隆彦日本共産党兵庫県委員長、県・市会議員らも参加。私はお名前を紹介し「日本共産党をあげて参加しておりますが、私が代表してご挨拶いたします」しました。

 

 

私はあいさつで、「大震災復興・救援、被災者に対する公的支援要求の取り組みは、究極の『自己責任論』を打ち破る国民的挑戦であった」と振り返り、「被災者運動の団体が、今年の字として『忘』と掲げた。私たちは、27年前の大震災を決して忘れず、語り継ごう」と呼びかけました。

 

 

また、「国民の安全を守ることは、政治のかなめ」と強調。阪神・淡路大震災、そして昨年来のコロナ禍を体験した今、「政治の在り方として、憲法25条(生存権と国の社会保障、公衆衛生向上の責務)、憲法13条(幸福追求権)を基礎とする必要が改めて浮き彫りになった」と、政治の根本的な転換を訴えました。

 

 

最後に、「敵基地攻撃論」や憲法9条改悪の策動の危険について指摘し、「いまこそ、憲法が国民の暮らしの中に生きる政治を。そのためにも、市民と野党の共闘で、危険な岸田政権を追い込み、参議院選挙での勝利を」と呼びかけました。

塩崎賢明神戸大学名誉教授による「大震災と復興災害--住宅・生活再建と復興予算」の記念講演(ウェブ講演)が行われました。

 

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写真は、主催者を代表して開会のあいさつをする畔布和隆・復興県民会議代表委員