野党国対委員長会談、臨時国会開催要求拒否にあらめて抗議し、通常国会での首相の所信表明・質疑を要求

2015年12月17日

17日、民主党、日本共産党、維新の党、社民党、生活の党の5野党の国会対策委員長会談が開かれました。

 

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その中で、野党が憲法53条に基づく臨時国会開催の要求を、政府が拒否し、通常国会召集で事足れりとする対応について、あらためて強く抗議することを確認しました。

その上で、1月4日召集の通常国会では、冒頭に安倍首相の外交報告を含む所信表明演説とそれに対する質疑を要求することで一致し、政府与党に申し入れることを確認しました。

私は、所信表明演説と質疑が不可欠であると主張し、野党として安倍政権の暴走と正面から対決していく必要がある。参院選を控えた通常国会で、戦争法、消費税10%への引き上げと「軽減税率」を含むアベノミクス、辺野古への米軍新基地建設、TPP、原発再稼働、東日本大震災からの復興などの諸課題で、対決点が鮮明になるような十分な審議が求められていると表明しました。

なお会談には、民主党・高木義明、維新の党・石関貴史、社民党・照屋寛徳、生活の党・玉城デニー各国対委員長、民主党の安住淳国対委員長代理が出席しました。

5野党国対委員長会談を受け、高木、石関両氏は、自民党の佐藤勉国対委員長と会談し確認事項を要求しました。