11 月 2 日、BSフジ・「プライムニュース」に出演

2021年11月3日

 

2日の夜に放送されたBSフジの「プライムニュース」に出演しました。

総選挙での野党共闘や改憲問題、国会戦略等について、立憲民主党副代表の長妻昭衆院議員、日本維新の会幹事長の馬場伸幸衆院議員、政治ジャーナリスト田﨑史郎氏と議論しました。
司会進行は、反町理フジテレビ報道局開設委員長と新美有加フジテレビアナウンサーのお二人でした。

 

 

私は、総選挙での野党共闘について、「メディアが総選挙の対立軸を、自公の連立政権の継続か、野党共闘による政権交代かと報じた」と述べ、「2015年9月の安保法制強行採決に対して、直ちに『安保法制廃止、立憲主義を取り戻す国民連合政権』を提唱し、政権交代を訴えてきた。以来6年でよくここまできたなと思う。総選挙では、残念ながら野党共闘による大きな前進はできなかったが、歴史的なチャレンジを行った意義は大きい。今後も自公政権を倒していくため、この道をしっかり歩みたい」と発言しました。

 

 

司会の反町氏は、立憲民主党の枝野代表が「(政権交代の)構えをつくることができた」と紹介し「その通りだと?」と質問。
私は、「そのように思う」と述べ、「共通政策と政権協力の合意と候補者の一本化という選挙における三つの重要な点を確認し、やってきた。大きな前進だ」と主張しました。

 

 

馬場氏が、野党共闘を「ただのもたれあい、野合だ」と発言に対して、私は以下のように反論しました。
「(野合とは)明らかに違う」「市民連合の方々と長い間議論をし、共通政策を野党4党で調印し進めてきた。その内容は、憲法に基づく政治への回復、貧困と格差の是正、ジェンダー平等、さらには気候危機への挑戦、自公政治での政治の私物化をただしていくなどの六つの柱の政策を内外に発表し、旗印を明確にして闘った。ともに協力して政権交代を目指し、共産党は閣外協力という立場を政権を支えることを確認したうえで、候補者の一本化をした。その結果、62の小選挙区では見事に勝っている」と反論しました。

 

反町氏は、維新が自公との〝対決姿勢〟を強調しながら、大阪府内の全19小選挙区のうち、維新が15選挙区で、公明党が他の4選挙区で候補者を立て当選していることを指摘し、「調整」しているのではないかと質問。馬場氏は「そういうことだ」と認めました。これは重大なことです。
私は「みんな知っていることだ」と述べました。

 

 

長妻氏が「市民連合と交わした森友の改ざんの問題とか、ジェンダー平等、原発ゼロ、格差の問題などの重要な問題をすすめる力を得て政治を動かす」と共闘の意義を語りました。
コメンテーターの田崎史郎氏は「小選挙区で効果があったのは確かだ」と発言しました。

 

 

私は、「一番大事な問題は、自民党はこの共闘を恐れたということだ」と指摘。司会は「間違いない」と応じました。

維新の前進について議論。私は「野党共闘の大義・魅力を伝えきれなかったことが維新の伸長の一因だ」と語りました。

 

 

反町氏は「来年の参院選で憲法改正が争点か」と私に質問。
私は、「(そうは)ならない。国民が選ぶ、選挙にむけた課題で最下位の方だ」と指摘。
その上で「安倍首相(当時)は、国会の予算委員会の議論の中で、自民党の改憲4項目の中で、憲法9条に自衛隊を明記することが中心だと、憲法9条改憲が狙いであることをあからさまに言っている」と指摘し、改憲の危険性を主張しました。

そのあと収録時間の終了でカット。「国民の力で打ち破っていく」と発言しました。

 

 

最後に、「自民党とどのように向き合うか」をフリップにとあったので「国民のいのち・暮らしを守って 真向対決」と書きました。

視聴者のメールによる意見・質問に、お礼を述べお答えしました。