総選挙7日目④ 「青年タウンミーティング」で山添拓参院議員とコラボ

2021年10月26日

 

報告です。
25日、総選挙の7日目。最後は、北野白梅町で行われた「青年タウンミーティング」に参加。

この日、京都入りしていた山添拓参院議員とのコラボ企画です。一日中、雨が降り止まない中でしたが、青年の熱気をひしひしと感じることのできた企画でした。企画してくださったみなさんに感謝申し上げます。

 

 

はじめに、スピーチされた学生からは、「コロナの影響で、大学で授業もできず、サークル活動も制約されている」「学費が払えず、退学を検討している」「バイトができないので生活費が足りず食費を削っている」などの深刻な実態が紹介されました。

大学院に通う学生からは、「コロナ危機によって、これまで日本社会に存在していたけれど見過ごされてきた矛盾や構造上の問題が大きく浮き彫りになった」とし、「今の暮らしのあり方を転換し、国民のいのちと暮らしを守るためにも、共産党が大きく伸びることが必要だ」と比例で共産党を伸ばす訴えをしていただきました。

続いて登場した学生からは、大学入試制度改革の一環として行われようとした英語民間試験導入についてのスピーチがありました。
2019年11月6日の野党国対委員長会談・連絡会の際に「民間のもうけに重点を置いているという根底矛盾があきらかになっている。延期にとどまらず中止、根本的な見直しが必要」と、私が発言したことまで触れていただき、その後、改悪されようとした入試制度改革が抜本的見直しを余儀なくされたことが紹介されました。

最後に登場した介護施設で働く青年からは、「コロナのもとでエッセンシャルワーカーの重要性が認識されたが、人手不足や低すぎる人員配置基準で余裕をもって介護できない。全産業と比較しても低すぎる賃金によって、将来に希望をもって働くことができない」と現場の深刻な実態が紹介されました。そのうえで、「エッセンシャルワークの地位向上と待遇改善という多くの福祉職のねがいを実現してほしい。福祉を削ってきた張本人である自公政権を変えて、ケアに手厚い社会を実現してほしい」と訴えていただきました。

 

 

みなさんのスピーチを受け、山添議員は「今の社会ではどこまでも自己責任を押し付けられ、それが当たり前だと思わされている現状がある」と切り出し、学生や親の運動によって学費負担軽減を求める世論が広がって政治の現場を動かしてきたことを紹介。「野党の新しい政権では、新自由主義をあらためて、いのちと暮らしにもっとお金を使う政治に変える方向に大きく一歩踏み出すもの。政権交代で誰もがお金の心配なく学べる社会を実現しよう」と力強く訴えました。

 

 

私は、スピーチされたみなさんの話の内容、とらまえる視点、問題点の調査など、率直に感心しました。同時にこのような企画をされた日本民主青年同盟とJCPサポーターのみなさんに敬意を表したいと思います。

私の訴えでは、スピーチの英語民間試験導入の問題にふれ、「こんな政治はおかしいとみなさんが声をあげたことで大学入試制度の改悪をストップすることができたことを誇りに思う」と述べ、「若いみなさんが日本の未来のために動き出している。声をあげれば政治を変えることができる」とし、「政権交代の旗頭、こくた恵二の勝利で政治を変えよう」と呼びかけました。

青年のみなさん、雨の降る中、お疲れ様でした。ありがとうございます。