京都3料飲組合(上京、中京、下京料飲)のみなさんと懇談

2021年10月19日

 

報告です。16日、京都の3つの料理飲食業組合(上京、中京、下京の料飲組合)のみなさんと懇談しました。

 

 

私は、冒頭の問題提起として、「政府や京都府・市のコロナ感染症対策の中で、お酒を提供する飲食店への自粛と一定の補填があったが、まったく不十分。しかも、その内容は、業種、業績、業態におうじたきめ細かさを欠いたもので、事実上、事業者や業者の中に分断をもたらすものだ」として、「重要なことは、すべての業種、その業績、業態に応じた補償、しかも一回こっきりでない手厚い支援が必要」と強調しました。

 

 

また、京都府・市が9月末から「優良店登録しそれを証明するシールを添付した店舗だけ20時30分までの営業を認め、その他の店舗は19時30分まで」とする「要請」をしたことに関し、「優良店の登録をしたのはわずか全体の店舗数の2割。しかし、圧倒的な店舗は登録をしなくても、コロナ感染症の対策を行い必死で頑張っている。ここには、『飲食関係者すべてを救う』という立場、哲学がない」と厳しく指摘。「業者は、苦労してコロナ対策に投資し、必死の努力をしていることへの自負がある。この苦労へのお礼、そして傷ついている業者への支援こそ求められる。私も、再び国会へ戻って、みなさんの願い実現へ全力を尽くしたい」とお話ししました。

 

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懇談では、経営困難な業者への「納税猶予・減免の要望」が共通して出され、「特例措置が延長された雇用調整助成金まで課税対象とするのはいかがなものか」との厳しい意見が出され、私は「災害時と同じく、納税の減免が実施されて当然」と要望の実現に力を尽くす旨お答えしました。