京都青年会議所「京都一区候補者討論会」に出席//動画をご覧ください

2021年10月3日

 

1日、国会から京都青年会議所主催の「京都1区候補者討論会」に駆けつけ、3人の京都1区予定候補者がそろって、主に4つのテーマで討論しました。

 

 

討論会自体は、90分ほどの短いものでしたが、私は冒頭のあいさつで、「このような企画を準備いただいた青年会議所のみなさんにお礼申し上げます。」「なお、せっかくの機会ですから、一言申し上げると、今日はマスメディア各社、来られていますが、ぜひ各社でこのような討論企画を計画していただきたい。政治の在り方について大いに議論し、投票率を上げる、これは日本の民主主義にとって非常に大切なことではないか」と強調しました。

 

 

今回の討論テーマである、「経済・雇用」、「子育て・教育」、「医療・福祉」は、どの問題をとっても、コロナ禍の中で日本の政治と社会のあり様の根本が問われ、その貧困さと脆弱性が浮き彫りになった分野です。私は、この点を正面から論じ、「市場原理・もうけ第一主義、自己責任を押し付ける新自由主義ときっぱりと決別すべき時期に来ているのではないか」と問題提起しました。

そして「防衛・外交」については、自衛隊派兵について、(NGO)ペシャワール会の故・中村哲さんの意見を紹介し、平和憲法にもとづく外交努力の重要性を強調しました。また、アメリカ、ロシア、中国などの覇権主義に対して、自民党政権がいかに弱腰外交、言いなり外交をしてきたのかを厳しく指摘しました。

 

 

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「公開討論会」の『動画』(YouTube)です。ぜひ、ご覧ください。

 

 

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なお、「市民意見も吸収して設定された討論テーマは、次のものでした。

1.経済・雇用
(1)新型コロナウイルス流行下で、様々な制限がある中、国家としてどのような経済活動 を国民に推奨し、国家としてどのような政策を持って支援するのか。
(2)税制について、今後どのような仕組みにすべきか。どの税金を増やし、また減らすべ きか。
(3)京都市が、財政的に厳しいと報道されています。コロナ禍で飲食店、観光業以外にも
打撃のある企業も多くありますが、雇用を保ちつつ経済・財政を回復していく政策は何 か。

2.子育て・教育
(1)子どもの数が年々減少していることについて、どのように考えており、対策すべきと いうならどのような対策をするのか。
(2)国家として、将来を担う子どもたちにどのような教育をおこない、どのような人材を 育成していくべきか。
(3)少子化の原因の一つに経済的に厳しいという意見があるが、子育てや教育にかかる費用について何か案はあるか。また、子どもを産んでいない家庭に子どもを産みたいと考えを 変えられるような案などはあるか。

3.医療・福祉
(1)高齢化社会の中、増え続ける社会保障費をどうすべきか。
(2)新型コロナウイルス流行により「医療崩壊」が問題となったが、今後どのような地域 医療体制を整えるべきか。
(3)年金制度について改革が必要と思うか。思うのであれば、どのような制度にすべきと 考えるか。

4.防衛・外交
(1)近隣諸国との間の領海侵犯・領土問題に対し、具体的にどのようなアクションを起こ すべきか。
(2)国防費用について増額すべきか、減額すべきか。
(3)紛争地域で支援活動する日本人を守るために自衛隊を派遣することは人道支援の一環 ではないかと考えるが、このような自衛隊の運用についてどのように考えるか。

第2.自由討論テーマ
1.新型コロナウイルス感染症流行を踏まえた経済政策(一問一答形式における答えからさ らに踏み込んだ回答を第一声でもらい、それに基づいて元に討論)

2.京都の伝統産業の需要が大きく落ち込んでいます。後継者育成も含め、日本の伝統文化 継承のため、どのような政策をお考えでしょうか。