定例記者会見、衆参の閉会中審議について語る。今こそ臨時国会を開催すべき。

2015年11月11日

11日、定例記者会見を行いました。

記者団からは、衆・参二日間の閉中審査についての感想、高木毅復興大臣の答弁について、参院選挙にむけて共産党が選挙区候補を積極的に擁立していることと野党間の選挙協力の関係についてなどの質問に答えました。

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特に参院選に絡んでの問題では、まず参院選挙の位置づけについて、「参院で(戦争法を強行し)自民・公明党を少数派にするために頑張る」と述べ、「私たちが提案した『戦争法廃止、立憲主義回復めざす国民連合政府』の考え方は、戦争法廃止、それを実現する政権合意、選挙協力の三つの合意を提起している。その合意が前に進むために、またその提案している日本共産党が躍進することが責任と考えている。その先頭に立つのが候補者だ。選挙区で相互に協力し合う状況をつくる中で必要な候補者調整について誠実に対応するという方向を出している」と語りました。

151111会見近景

 

また閉会中審査の感想については次のように応えました。
国政の重要問題でまともな答弁もしない、国民の声に耳を傾けない姿勢はいっそうはっきりした。わが党の赤嶺政賢議員の行政不服審査制度の悪用問題批判に、政府は居直るだけ、紙智子議員がTPP問題で農業への打撃、食の安全での懸念をただしても、影響は限定的など一般論で答えるのみ。あらためて、この政権に政治を任せておけば大変なことになるし、国政の重要諸課題をただすために関係する委員会での閉中審査と臨時国会開催を他の野党と協力して引き続き要求していくと述べました。