共産党「第3回中央委員会総会・全国いっせい決起集会」を開催。総選挙勝利へ決意固める

2021年09月9日

 

8日、日本共産党は、「第3回中央委員会総会・全国いっせい決起集会」を党本部と46道府県を結んだオンライン形式で開催。

同日、早朝の市民連合と野党4党代表による「共通政策」の合意を受けて、総選挙に向けての意気高い総会となりました。

歴史的な意義をもつ総選挙が迫るもとで、「全国いっせい決起集会」への幹部会報告を志位和夫委員長が行い、総選挙での躍進を必ず勝ち取るために、全国のすべての党員と支部が心ひとつに総決起することを呼びかけました。

写真下は、総選挙に臨む候補者が「ガンバロー」を三唱。真ん中は志位氏、その左が私。

 

 

報告のあとの討論では、37名が発言。討論を受けて、志位委員長が討論の結語を行いました。

 

 

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志位委員長が行った「第3回中央委員会総会・全国いっせい決起集会への幹部会報告」の骨子は、以下の通りです。

一、菅首相の政権投げ出しと総選挙にのぞむ日本共産党の基本姿勢
(1)国民の怒りの声が追い詰めた—―安倍・菅自公政治そのものの破綻
(2)自民党は総裁選で危機打開に必死――今それを迎え撃つ攻勢的なたたかいを
二、日本の命運がかかった歴史的選挙――総選挙の意義について
(1)国民の命がかかった選挙
(2)コロナ危機の体験を踏まえ、新しい日本をつくる選挙
(3)党の歴史で初めて、政権交代、新しい政権の実現に挑戦する選挙
三、政治論戦の基本について
(1)安倍・菅自公政治の総決算とチェンジを訴えてたたかう
・安倍・菅自公政治のコロナ対応の致命的欠陥--命を守る新しい政権を
・強権政治、政治モラルの退廃--安保法制廃止、立憲主義の回復を
(2)コロナから命と暮らしを守り、安心して暮らせる日常をとりもどす
・五輪開催の中止を求めた先駆的意義--開催強行の責任を問い続ける
・ワクチン接種と一体に、医療、検査、補償の抜本的・総合的対策を
・「なにより、いのち」を「ぶれずに、つらぬく」党の躍進を
(3)自公政治を退場させて、どういう新しい日本をつくるか――4つの大争点
・新自由主義を終わりにして、命と暮らしを何よりも大切にする政治に
・気候危機を打開する「日本共産党の 2030 戦略」
・ジェンダー平等の日本をつくる
・9条改憲を断念に追い込み、憲法9条を生かした平和日本をつくる
(4)日本共産党の真価を語り、積極的支持者を増やすことを選挙戦の大きな柱に
・「パンデミックと日本共産党の真価」--党創立記念講演の活用を
・改定綱領を大いに生かして未来社会の展望をイメージ豊かに語ろう
四、市民と野党の共闘をどうやって成功させるか
(1)共闘は重要な前進を記録――「対等平等」「相互尊重」が大切
(2)野党の共通政策について
(3)政党間の協議をすみやかに行い、政権協力について前向きの合意を
五、公示日までに「総選挙必勝大作戦」をやりぬくことを訴える
(1)総選挙躍進をめざす活動の到達点--3つの重要な成果を深い確信に
・コロナ危機のもと、国民の苦難を軽減し、命と暮らしを守る活動
・宣伝・組織活動での、これまでにない取り組み
・東京都議選で3回連続勝利という歴史的快挙
(2)「比例を軸に」を、過去のどの選挙にもなかった位置づけで、文字通りに貫く
・すべての支部が「自らの選挙」の「自らの目標」として「魂」を入れ、具体化・実践を
・全国どこでも「比例を軸に」を揺るがず、徹底的に貫く
(3)公示日までに日本共産党躍進の力強い流れを――「総選挙必勝大作戦」をやりぬこう
・第一。「目に見え、声で聞こえ、読んでわかる」大量政治宣伝で党の風を吹かせよう
・第二。公示日までに得票目標の850万をこえる支持拡大をやりぬこう
・第三。300万人の「担い手」をつくり、それと一体に読者拡大を推進しよう
・第四。党員拡大を前進・飛躍させ、党の自力をつけながら選挙をたたかおう
・第五。ただちに本番態勢を確立して全党総決起をはかろう
六、党創立100周年にむけ、日本の政治を変える大奮闘を