野党国対委員長会談。臨時国会開会など政治日程を示せ//共同会見//定例会見

2021年08月19日

 

18日、国会内で定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

昨日の「臨時国会召集要求  野党合同院内集会」を踏まえ、今後の対応について協議。
改めて、政府与党に対して、臨時国会召集要求を強く求めることを確認しました。

衆院議員の任期が残り2カ月に迫る中で、臨時国会の開催を含めた総選挙までの日程を明らかにするよう求めることも確認しました。

 

 

私は、「コロナ感染が爆発的な拡大をしているにもかかわらず、菅義偉総理は国民への説明から逃げている。国会を開いて質さなければならない」と述べ、さらに「命と暮らしを守ることに逆行している政治を国会で質さなければならない。選挙で政権を変えよう」と述べ、パラリンピックは中止すべきだと主張しました。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

会見のあと、自民党の森山裕国対委員長に対し、改めて「臨時国会を開け」と要請し、厚生労働委員会の閉会中審査を開催を要求することを明らかにしました。(会談後、厚生労働委員会は25日(水)に衆院で、26日(木)に参院で閉会中審査を実施することを合意しました)。

 

 

安住氏は、衆院議員任期満了の10月21日まで2カ月であること、自民党内で先延ばしをしようという意見が出ていることに関して「自分たちの都合、任期を超えてということは憲政の常道の反し、党利党略であり、断じて許されない」と強調。

 

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定例記者会見では、いつものように野党国対委員長会談・連絡会(野国連)の報告。

昨日の院内集会については、4野党の党首がそれぞれ決意を語ったことについて大きく成功したことを強調。

政治日程の問題で、共同会見の中で、安住氏が「協力」ということについて述べたことに関し、「菅政権が行っているコロナ対策というのは、おおよそ協力ではなく、まさしく人災で大失政を行ってる。こういう点からも、そこには協力はできない。ただしていくことが求められ、この悪政を変えることが求められている」と強調。

 

 

記者団からは、「話題になった協力というのは具体的に何か」「政治休戦について」「赤羽一嘉・国土交通大臣の会見での発言への責任問題について」「衆院北海道4区の候補者一本化について」「自公幹部の昼食会について」「横浜市長選について」「緊急事態宣言・まん延防止等重点措置は全国に出すべきではないか」など多岐にわたりました。

 

 

その中で「政治休戦」について、「いま問われているのは、国民が求めている臨時国会を開いて、コロナ対策の説明責任を果たすこと」と強調。

さらに「国会を開かずに逃げていることが問題だ」と述べ、「国民の命と暮らしを守ることに逆行する菅政権の対策を質し、転換することが求められている」と強調。そして世論調査等を含めて、支持率が低下し、不支持率が高まっている結果になっていることに言及し「だからこそ、いよいよ私たちは、この政権を早く倒さなければあかんと思っている」と語りました。