野党国対委員長会談。17日 緊急に4野党党首主催「臨時国会要求集会」開催を決定//共同会見

2021年08月17日

 

16日、国会で16時から緊急に野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。
急遽、国会へ。

17日14時から、4野党党首主催の「臨時国会召集要求 野党合同院内集会」を開催することを確認。

 

政府が、17日に、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置を10数県に広げる可能性が高いとの方針について協議。

菅義偉総理出席の議院運営委員会の開催を要求することで一致。

18日(水)に衆院内閣委員会、19日(木)に参院内閣委員会の閉会中審査の開催。25・26日は厚生労働委員会の閉会中審査の開催の方向を確認。

法務委員会理事懇談会で、ウィシュマさん死亡事件の報告書、ビデオ開示をめぐり、野党はビデオ開示と閉会中審査を要求。与党は難色を示し、引き続き協議に。

 

 

国会対策委員長会談で、私は「5月12日の法務委員会の質疑で、自民党筆頭理事の稲田さんが『最終報告が出た段階で、…閉会中審査をやるべきではないか。…やっていこう」と質疑を行っている。まったく無責任。ウィシュマさんへの対応に人権感覚が疑われており、議事録に載っている約束さえも反故にするなど言語道断だと発言。

また、五輪の開催が感染症の爆発的拡大の一因になったことは明らか。障がい者団体から「パラリンピックの中止の要望が発せられている。今からでも遅くない、パラリンピックは中止すべきだ」と主張しました。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が、10数県になる可能性が高いことについて、「47都道府県のうち3分の2くらいが対象になる」と指摘。「経済を動かしながら、イベントもやりながら、強い行動制限につながるインパクトはない」と意見が出たことを紹介。

そのうえで、「今回も小出し感が歪めない」と批判し、菅総理の出席を要求し、なぜ全国に適用しないのかなどを厳しくただしていくために、議院運営委員会のメンバーに指示したことを明らかにしました。
また共産党からパラリンピック中止の意見が出されたことも報告がありました。

そして、17日・14時からは4野党党首主催の院内集会を開催することを報告。

法務委員会でウィシュマさんのこう留中の入管の対応について「ご遺族から、われわれ国会が、映像を見ることを了承いただいていると聞いている」として、「一日も早く開示することが入管の行政改革につながる」と指摘。「実態解明につながるため、一早く開示することを求めていく」と表明。

 

 

共同通信の記者から、自社が実施した世論調査結果について各党に問われました。

私は、「内閣の支持率の低下、『共同の世論調査』では初めて不支持が5割を超えたこと。『コロナ対策を評価しない』が7割近いこと。「政府の感染患者原則自宅療養方針に不安』は8割に近いこと」を述べ、コロナ対策をめぐっても、いよいよ菅政権を倒す時だ。政権交代に向けて頑張りたい」と答えました。