野党国対委員長会談。臨時国会召集までの間、「閉会中審査」を要求//定例会見

2021年07月22日

 

21日、国会内で定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。
憲法53条に基づく臨時国会の召集を求めていることや、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中で、臨時国会召集までの間の国会の対応について協議しました。

臨時国会の速やかな召集を求めるとともに、応じるまでの間は閉会中審査の開催を求めることで一致。

閉会中審査は、コロナ感染症対策・ワクチン接種問題や五輪関連の委員会開催を求めることを確認しました。

 

 

私は、「菅総理が国民も代表である国会議員に説明できないということはあってはならない」として、「コロナ対策で国民に協力を呼びかけるなら、国会できちんと説明すべきだ」、合わせて、「感染急拡大の下、この間の五輪めぐる事象はバブル方は大穴が開いていることは明白であり、五輪は今からでも終始すべきだ」と主張しました。

 

 

野党合同のオリパラ総点検チームの活動を生かし、「五輪問題検証チーム」を立ち上げ、予算執行などを検証していくことを確認しました。

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が野党国対委員長会談で、一致・確認したことを報告。
閉会中審査については、来週から衆参で毎週開催することを求めていく、と述べました。

 

 

さらに、安住氏は「感染者が東京で急増している」と指摘。来週には2000人もしくは3000人を超えていくか王政があることを尾身会長が指摘していることに触れ、「五輪期間中に何が起こるか分からない。だからこそ国会を開催して議論をする必要がある」と強調しました。

 

 

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定例記者会見では、野党国対委員長会談の報告を行い、憲法53条に基づく臨時国会の召集については「53条には内閣は召集をしなければならないと書かれている」とし、「憲法の条項に基づいて、きちんとやるべしという立場を貫いていく」と改めて表明。

そのうえで「召集するまでの間は、さまざまな問題が起きているのだから閉会中審査を行う必要がある」と強調。

 

 

記者団からの質問は、「閉会中審査を求める委員会について」「月刊・公明で、佐藤優氏が共産党を非難していることについて」「横浜市長選への対応について」「東京五輪の最大スポンサーであるトヨタや経団連会長が開会式に参加しないことについて」「国民民主党の玉木雄一郎代表の発言後の対応の進捗について」「衆院議員の任期満了が近づいていることについて」と多岐にわたりました。

 

 

私は、任期満了が近づいていることについて、「いよいよ、この政権を倒さなければあかんと実感している。その思いが沸々と沸き起こっているし、この政権を続けさせるわけにはいかないという思いで満ち溢れている」と述べました。そして「共産党の躍進、前進によって、この政権を倒し、そして野党連合政権をつくるという立場で頑張らなければと肝に銘じている」と語りました。