通常国会後初、地元・京都北区の「日本共産党演説会」で訴え

2021年07月14日

 

報告です。

11日、京都市内の「リアル参加の会場」(写真)と、30カ所以上の「オンライン会場」をネットで結んだ「京都市・北区演説会」で訴えました。

 

 

演説会では、まず、倉林明子参院議員通常国会の様子を怒りも込めて報告。そして私・こくた恵二が野党共闘などで果たす役割などについて訴えていただきました。

 

 

たけやま彩子衆院比例近畿ブロック予定候補が、ジェンダー平等の実現など候補者としての決意を述べました。

 

 

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私は、冒頭、「通常国会終了後、私の選挙区での最初の演説会。候補者として、たたかう今度の総選挙で、何としても勝利する。『わだつみの悲劇を繰り返すまい』という反戦平和の政治家としての原点をかけ、また、いのちと暮らしを守る政治を取り戻すため全力を尽くしたたかい抜く」と決意を述べました。

また、10日に開催した「衆議院議員在職25年 西陣織『織額』完成披露の会」についても紹介しました。

 

 

そのうえで、「この5年間余の野党共闘には、見るべき画期的な前進がある」として、「東京都議選で野党第一党を維持し、3連勝をするというのは国政選挙でもない重要な成果。19人の都議というのは、国会議員にすると106人の国会議員団に相当する」「しかも、都議選で特に重要だったことは、野党共闘効果が明確に発揮されたこと。お互いに調整を行い、立憲民主党の候補者は7人中6人、共産党の候補者は6人中5人が勝てた。自民党が33議席で第一党と言うが、共産と立憲を合わせて34人。どちらが勝利したかは明確だ」と強調しました。

また、「野党共闘は、選挙戦での協力だけでなく、共同の旗印を掲げるという点でも前進している」として、予算の組み換え提案などでの共闘の深化について「2隻で1兆円もの洋上イージスシステムの無駄づかいにメスを入れるなど、これまでになかった内容に踏み込んだものとなっている」と紹介しました。

さらに、「コロナ禍のなか、日本の政治や社会のありようが根本から問われている」として、「それがケア労働者が置かれた現状だし、医療、介護現場の困難。私の郷里(岩手県水沢市・現奥州市)では、かつて『こまる(小さい丸)』を掲げて、庶民が為政者に対し一揆をおこし怒りをぶつけたが、今こそ『こまる(困る)』との旗を掲げ、菅政権に対し怒りをぶつける時ではないか」と呼びかけました。

 

 

訴えの最後に私は、「日本共産党はどんな社会を目指すのか」という日本共産党の日本改革の提案について紹介し、「今度の総選挙で政権交代を。そのために比例代表で日本共産党前進の大波を作り出してほしい」と訴えました。
また、地元西陣労働者が京都の党をつくった歴史、核兵器禁止条約締結までの苦労などにも触れ、「日本共産党はどういう政党か」として、「食プロ」支援に見られるような苦難解決の党、野党共闘で政治を変える党、日本政治の二つの歪みをただす党、覇権主義と断固たたかう党の4点を強調しました。