安保法制反対諸団体と5野党との意見交換会開催。今後も定期的に意見交換会開催を確認

2015年10月16日

この意見交換会は、画期的な会合です。戦争法案反対で闘った諸団体と、阻止のために国会内で奮闘した5野党が、一堂に会して、引き続き戦争法廃止に向けて意見交換することは、極めて重要な意義があります。
意見交換会全体像

 

諸団体が企画した国会前行動に、各党代表が参加したことはありましたが、共通の目標実現のため、揃って一堂に会して忌憚のない意見交換を行うのは初めてのことです。

諸団体として、「安全保障関連法に反対する学者の会」、「安保関連法に反対するママの会」、SEALD、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」、「立憲デモクラシーの会」が参加し、岡山で大規模な会議開催中の日本弁護士連合会は、傍聴しました。

意見交換会共産党

 

政党は、民主党、維新の党、日本共産党、生活の党、社民党が参加し、諸団体の意見表明を受けて発言しました。

この会合を呼びかけ、開会のあいさつに立った枝野幸男民主幹事長は、「立憲主義を守る闘いは継続している。立憲主義、民主主義、法治主義を破壊させるな。一致点を確認しながら、情報・意見の率直な交換を行い、今後につなげるキックオフとしたい」と述べました。

写真

 

各団体からは、国会と国民のレジレを解消するために選挙が大事だ、野党の協力を期待する、戦争法を引き続き争点化していくこと、「60%の反対、80%の今国会で決めるべきでない」との層を大きく運動にまき込めなかった問題などが率直に語られました。

それを受けて、まとめはしないが、「今後、各団体の独自の取り組みを尊重しつつ連携協力を強め、意見交換会は定期的に開催していくことを確認しました。

民主党からは、枝野幸男幹事長・福山哲郎幹事長代理・近藤昭一幹事長代理、維新の党は、初鹿明博衆院議員、社会民主党は、吉川元幹事長代理、生活の党は、玉城デニー幹事長/国対委員長、日本共産党からは、山下芳生書記局長・小池晃政策委員長と私が出席しました。