定例会見、五輪の中止を//野党国対委員長会談

2021年07月8日

 

7日、国会内で定例記者会見。

いつものように野党国対委員長会談・連絡会の報告を行いました。

私は、政府が五輪の”有観客”の開催を強行しようとしていることに関して、「都議選で、中止・延期を訴えた日本共産党と立憲民主が前進。都民の審判を踏まえ、かつ感染者数の上昇と言う事態に直面。まさに中止しかない。有観客など論外だ」と述べました。

記者から、河井克行・案里夫妻の選挙違反買収事件に関わって「お金を受け取った側の不起訴処分について」問われ、私は「前代未聞の選挙買収事件であり、不起訴処分は法の根本を揺るがす重大な誤りだ」と批判。「起訴すべきだ」と強調。買収、被買収両方を罰してこそ公職選挙法が示す選挙の公正の保障となる。(河井夫妻)二人だけの責任にし、自民党も安倍前総理、菅総理も頬かむりして責任を回避することは許されないと述べました。

 

 

沖縄・名護市の米軍新基地建設に向けた防衛省沖縄防衛局のサンゴ特別採捕申請許可に対する訴訟、最高裁が上告を棄却する判決を下したことについて述べました。

5人の判事中2人が反対意見を述べている。地元紙が「最高裁判決 国へのお墨付きでない」と社説で述べているが同感だ。
その一人の宇賀氏が「変更申請が客観的に見て実現不可能な場合には、目的は実現できず、埋め立て工事の続行は許されるべきでなく、当初の承認は撤回されるべきだ」との指摘は極めて明快だと強調しました。

 

 

 

横浜市長選について、野党共闘について、相互支援・京都での共闘の形について等々の質問に答えました。

「今日は七夕、願い事を託すとしたら何か」と問われ、「京都の若一神社で、夏越の大祓い(本来の6月30日は過ぎていました)茅の輪くぐりをし、宮司さんから、「七夕が近いので、短冊に願いを書いて笹に飾ってください」と求められました。
私は、「無病息災」「日本共産党の躍進で野党連合政権」と書いたと述べました。。

 

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野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。新型コロナウイルスのワクチン接種、東京オリンピック・パラリンピックについて協議。

ワクチン接種が国の供給不足により地方自治体で新規予約の停止が相次いでいることから、質す必要があるとして、集中審議を求めることで一致。

 

 

まん延防止等措置や緊急事態宣言へ対応を報告し議論する、8日の衆参議院運営委員会に、菅総理の出席を求めることを確認。

 

 

さらに、オリンピック・パラリンピックで観客を入れて開催を強行しようとしていることに対して、野党として中止・延期をを引き続き求めていく立場を確認し、有観客など論外であるとの認識を共有しました。

 

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野国連後共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。

東京オリンピック・パラリンピックについて、野党として五輪中止・延期を求める立場だと述べました。

 

 

ワクチン接種が国の供給不足によって大混乱が起きている問題に関して、担当の河野太郎大臣の出席の下、集中審議を求めることも報告しました。