野党国対委員長会談//共同会見//定例会見

2021年06月24日

 

23日、国会内で、野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。閉会中審査の開催要求について自民党との協議の結果を踏まえて今後の閉会中の審査などについて協議。

森友学園問題で、財務省の公文書改ざんを記した「赤木ファイル」をめぐり、衆院財務金融委員会の閉会中審査を求めていましたが、自民党が拒否したため、24日理事会を開催し、赤木ファイルの提出を受け、理事会質疑を行うことを確認。

 

 

もともと、私は、通常国会の最終盤、閉会中審査は、コロナ対応で厚生労働、内閣の両委員会、オリンピック対応で文部科学委員会、23日裁判で「赤木ファイル」が開示されることを受け財務金融委員会の開催を主張していました。
「赤木ファイル」について、政府はその存在さえ認めようとしなかったが、赤木夫人の告発、国民の世論、国会での追及で開示せざるを得なくなり、これを足がかりに真相解明をすすめることは重要だ」と述べました。

閉会中審査の開催については、7月7日に衆院厚生労働委員会、8日に参院厚生労働委員会、14日に衆院内閣委員会、15日に参院内閣委員会を開くことを確認。

なお、15日以降について、7月11日(日)の緊急事態宣言および、まん延防止等重点措置の解除の状況を見極めた上で検討するとの合意です。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が、自民党の森山裕国対委員長との会談の内容を受け、野党間で共有したことと報告。

 

 

閉中審査のあり方について記者団の質問に答えました。
続いて、最高裁の「夫婦同姓の強制について合憲」の判断を下したことについて感想を求められました。野党国対委員長共同会見、私の定例会見で見解を明らかにしました。

 

 

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会見では、野国連の報告を行い、記者団の質問に答えました。

最高裁の判断について、あらためて考えを述べました。「前の判決以来5年以上経過している。最高裁はこの5年間にわたる世界と日本の流れをどのように見ているのか。国連女性差別撤廃委員会から、撤廃を求められてきた経過もあり、選択的夫婦別姓制度は当然であり、日本の世論も圧倒的多数が選択的夫婦別姓は賛成である。国会最終盤、LBGT法案の対応に見られたように、自民党の一部が反対しているだけの状況だ。
最高裁は、時代錯誤と言わなければならない。国会の仕事として、民法改正に努力すべきだ。来るべき総選挙で公約としても掲げ、国民の信を得て実現を図っていく」と述べました。

 

 

美浜原発第3号機の再稼働は許されないと厳しく批判・抗議しました。
関西電力は、運転開始から40年を超えた美浜原発3号機を再稼働させた。運転期間を原則40年とする現行のルールを無視する行為だ。
規制委員会は「基準に適合していることを確認しているが、安全を保障するものではない」と述べている。安全性を無視した暴挙と言わねばならない。政府と関電の責任が問われる。