「衆院比例候補者会議」。都議選、総選挙勝利へ決意固める。

2021年06月8日

 

7日、日本共産党・党本部と各ブロック事務所等をつなぎ、オンラインで「衆院比例候補者会議」を開催しました。

この間のお互いの活動を交流をするとともに、迫る東京都議選と総選挙の勝利に向けて決意を固め合いました。
私は、党本部から参加し、選挙対策委員長として、あいさつと訴えを行いました。

中井作太郎選対局長が司会を務め、沢田博選対局次長、藤井正人国会議員団事務局長とで運営にあたりました。

 

 

はじめに「この間の活動について」として、総選挙勝利に向けた「比例ブロックオンライン演説会」は、11ブロックすべてで行われたことを報告。
コロナ禍の下で、思い切って取り組める活動として、この時期に大規模な政治集会を開催という点で、全党の知恵と力で作り出したわが党ならではの取り組みになっていると述べました。

そのうえで、①「比例を軸」にブロックでかつてない一体感を作り出していること、②「支部が主役」の選挙戦に取り組む大きな土台を築いていること、③結びつきを広げ、積極的支持者を増やし、党勢拡大の条件を広げていること、を強調。

今後も演説会、街頭宣伝、各種集会、課題別の交流会などに、オンラインを活動の柱として活用していくと語りました。

 

 

候補者のみなさんから、事前に寄せていただいたアンケートの意見・要望に応え、①激動の情勢の中で、党の値打ちをどう語るか、②新しい層への接近について、③国会の動向と野党共闘について、報告しました。

菅自公政権のコロナ対策は失敗し、人災となっているとして、「科学に基づく封じ込め戦略がない。失敗から学び対策に生かす姿勢が欠如している」と批判。
「その中で日本共産党は、一歩一歩政治を動かしてきた」と強調。
「志位委員長の1月の代表質問で『五輪は中止し、コロナ対策に万全を』という提起が、都議選の最大争点となり共感が広がっている」と述べ、「新しい日本をつくるかけがえのない党の役割を、各人の持ち味を生かして大いに語ろう」と呼びかけました。

さらに「いよいよ総選挙へのカウントダウンは始まった。緊張感をもって全党の先頭に立とう」と訴えました。

 

 

2日に行った中央委員会常任幹部会の訴えで、①都議選での党躍進をめざし、東京都党組織の奮闘とともに「全国は一つ、首都圏は一つ、東京は一つ」の見地で、全党の力を集中する、②2中総決定が提起した総選挙をめざす大量宣伝、「1千万人対話」と支持拡大、担い手づくり、党勢拡大の前進へ「支部が主役」で立ち上がる臨戦態勢をとって取り組むことを提起したことを紹介。

都議選での菅政権への審判は、総選挙の動向に左右する。都議選での躍進は、総選挙での党躍進と野党共闘による政権交代への突破口となると強調。「衆院比例候補者のみなさんには、あらためて勝利に向けた特段の支援をお願いする」と訴えました。

 

 

会議には、34人の比例候補者が参加し、東京都議選の活動、持続化給付金と民商の活動援助、毎月ブロックと候補者会議を開催している経験、各地における「市民と野党の共闘」の発展、「できることは全部やる」構えで選挙準備活動を行っている、女性議員をどう増やしていくか、青年の変化や、各分野での取り組み、オンライン演説会を力に党勢拡大に取り組んでいること、活動で感じていることなどもざっくばらんに交流する等々、参加者全員が発言を行ない活発な議論となりました。

 

 

私は、最後の挨拶で、あらためて都議選勝利に向けた奮闘を呼びかけ、「総選挙は『いまが本番』と、お互い心してやりたい。トップギアに入れることが大事」と述べ、「『共産党が伸びてこそ政治は変わる』と頑張り抜きましょう」と訴えました。