20日・説明報告会//18日・建設アスベスト訴訟最高裁判決報告院内集会

2021年05月22日

報告です。20日、国会内で、17日のアスベスト最高裁判決を受けて、建設アスベスト訴訟全国連絡会による「この間の国等との協議経過」の説明・報告会が行われました。

弁護団を代表して、小野寺利幸弁護士から、最高裁判決をうけて救済システムの検討、残された今後の課題について、厚生労働省や与党PTとの経過などの報告がされました。
国会議員団との意見交換が行われました。

日本共産党国会議員団からは、高橋千鶴子・田村貴昭・宮本徹の各衆院議員、山添拓参院議員と私が出席。

 

 

立憲民主党から長妻昭、近藤昭一の各衆院議員、国民民主党から玉木雄一郎衆院議員、社民党から福島みずほ参院議員、維新の会から足立康史衆院議院が出席。

 

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これに先立つ18日、建設アスベスト訴訟全国連絡会は、前日の最高裁判決を受けて「国と企業を断罪!全国統一和解・補償基金創設へ 建設アスベスト訴訟最高裁判決院内報告集会」を開催。
与野党各党から43人の衆参議員が参加。

日本共産党国会議員団からは、笠井亮・清水忠史・高橋千鶴子・田村貴昭・畑野君枝・宮本徹の各衆院議員、伊藤岳・井上哲士・紙智子・吉良よし子・山添拓の各参院議員と私が参加し、それぞれ連帯のあいさつをしました。

 

 

私は、「京都の仲間の方々が、どれだけ苦しい思いをしたのか、亡くなられた方もたくさんおられる。友人やご子息、ご家族がどれほど苦しみをなされたかと思いを馳せると、ようやく勝って良かったなと思うと同時に、今まで何だったのかと憤りを忘れることはできない」と語り、「国と建材メーカーに責任を取ってもらう、同時に政治の責任を果たすという意味での補償制度を創るためにがんばる」と決意表明。

 

 

最後に「声をあげれば政治は変わることを、お互いの確信にして次の道に進んでいきたい」として、「本日、入管法をついに廃案に追い込んだ。みんな声をあげれば政治は変わる。ともに喜び合い、政治を前に進めるために力を合わせましょう」と結びました。