27日、志位・枝野両氏による党首会談。総選挙へ協力のための協議開始を確認

2021年04月28日

 

27日、国会内で日本共産党の志位和夫委員長立憲民主党の枝野幸男代表が会談。
会談は枝野氏が呼びかけ、共産党からは小池晃書記局長が、立憲民主党からは福山哲郎幹事長が同席しました。

冒頭、枝野氏から、25日に投開票された3国政選挙での日本共産党の協力に謝意を示し、志位氏は「3国政選挙で野党が候補者を一本化して勝利したのは重要な成果であり、たいへん喜んでいる」と応じました。

(衆院北海道2区、参院長野、参院広島)3国政選挙で野党の一本化が大きな成果をあげたことで認識を一致しました。

 

 

会談では、総選挙に向けた協力のための協議を開始することで一致。これは新しい立憲民主党が誕生してから初めての党首会談であり、総選挙に向けて共闘の極めて重要な一歩です。

志位氏は「お互いが力を発揮できるよう共闘への発展が必要だ」と述べ、政党間での共闘については「『対等・平等・相互尊重』を基本姿勢として貫くことが大事だ」と強調。さらに「お互いの力を発揮してこそ、自民・公明と補完勢力に打ち勝って、菅政権を倒して、政権交代を実現する道が開ける」と主張しました。

枝野氏は、「互いに尊重していくことが大事だ」と述べました。

今後の協議ついては、志位氏が「共通政策、政権のあり方、選挙協力の3つの分野で話し合い、協議したい」と提起。
枝野氏は「政策の一致する点、一致しない点は何か、という協議をはじめ、話し合いたい」と表明しました。

 

 

また、会談では、新型コロナウイルス感染症対策についても意見交換を行い、封じ込めに向けて協力して取り組んでいくことで合意。医療従事者をはじめとするワクチン接種の迅速な実施などを政府に求めていくことで一致。
国民の命と健康を守るために協力してことにあたろうとのこの合意も大事です。
いずれも、総選挙に向けての協力の一歩が刻まれた会談となりました。