参院長野・広島選挙告示//「#医療費窓口負担2倍化止める」緊急アピール集会であいさつ

2021年04月9日

8日、参院長野選挙区の補欠選挙参院広島選挙区の再選挙が告示されました(25日投開票)。

長野選挙区は、羽田雄一郎氏の死去に伴う選挙です。
野党統一候補の羽田次郎氏は、JR長野駅前で行った第一声で、「市民と野党の統一候補、羽田次郎です」と訴え、コロナ禍で困窮する学生の実態や選択的夫婦別姓を望む女性の声を紹介、コロナ対策では、PCR検査、給付金などの施策の拡充を強調。兄・雄一郎が訴えてきた「チルドレンファースト」を引き継ぎ、あわせて「スモールボイスファースト」と「小さな声、声なき声、この社会で生きづらいと思っている声を聴き、国政に届けたい」と決意をのべました。

 

 

市民と野党からは、信州市民アクションの小池瑞恵共同代表、日本共産党の鮎沢聡県委員長、社会民主党県連合から中川博司代表が激励挨拶しました。立憲民主党から福山哲郎幹事長、水岡参院議員会長も駆け付けました。

 

 

鮎沢委員長は、「信州の市民と野党の共闘は、この5年半、一致点で共同を広げる努力をおこない、同時に、違いを認め合い、お互いに尊重し合い、リスペクトする。こうした共闘の努力を積み重ねてきました。だからこそ、ちょっとやそっとのことでは、もう共闘は揺るぎません。市民と野党の統一候補・羽田次郎さんの勝利をかちとり、信州から政権交代ののろしをあげる選挙にしようではありませんか」と訴えました。

 

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広島選挙区は、選挙買収の河井案里元議員の当選無効に伴う再選挙。
市民と野党の統一候補として宮口はるこさんが、第一声をあげました。

宮口はるこ候補は、「金権政治にノーと言っていただかなくてはいけない大事な選挙です。みなさんの意思表示をしていただきたいです。そして、変える勇気を持ってください」 と訴えました。

 

 

日本共産党からは、大平よしのぶ前衆院議員が出発式に参加。移動して安佐南区の緑井天満屋前でのスタンディングにも参加して、宮口さんの必勝を呼びかけました。

 

 

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75歳以上患者負担2倍化阻止・国会前行動が衆院第2議員会館前で行われ、日本共産党を代表して連帯の挨拶をしました。

 

 

写真上は、主催者を代表して挨拶を行う住江憲勇・全国保険医団体連合会会長。その右は立憲民主党を代表して挨拶した長谷川嘉一衆院議員

 

 

私は、高齢者医療費二倍化法案の審議入りの今日この日に、阻止のための集会、多様なツールを使っての共有に敬意を表しました。

その上で、法案の二つの大問題、①75歳以上の370万人の高齢者に医療費窓口負担を二倍にする、②今でも高すぎる国保料(税)について地方自治体が一般会計からの繰り入れをやめさせる圧力を強化する、問題を批判。

 

 

コロナ対策で医療を手厚くしなければならないときに、患者負担を多くするとは何事か、最悪の仕打ちだと述べ、公衆衛生・社会保障の充実こそ必要だと強調しました。

感染症の急速な広がりの中で無為・無策の菅自公政権、今こそ「自粛を要請するなら規模に応じた補償で生活と生業を支えること」「検査体制の抜本的強化」「医療機関の減収補填で安心できる医療体制の構築」が求められていると訴えました。

 

 

最後に、声をあげれば政治は動く・政治は変えられるとこの間の国民と市民の共闘での闘いの成果を述べ、今日8日は「時あたかも、参院選の長野での補欠選挙、広島での再選挙の告示日。二つの国政選挙で菅政権に『ノー』の審判を下し、市民と野党の統一候補の勝利で政治の流れを変えよう。勝利でこの悪法を葬り去ろう」と訴えました。

 

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以下は、主催者のアピール文です。

政府は、75歳以上の窓口負担2割導入を含む「健康保険法等の一部を改正する法律案」を国会に提出しました。新型コロナの感染拡大が続き、多くの国民の生活、健康が脅かされる状況の下で、患者負担増を強行することはゆるされません。

(主催)

医療団体連絡会議(日本医療福祉生活協同組合連合会、新日本医師協会、全日本民主医療機関連合会、日本医療労働組合連合会、全国保険医団体連合会)、中央社会保障推進協議会、全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会