野党国対委員長会談。ワクチン接種フォローアップチーム発足を決める//共同会見

2021年04月8日

 

7日、国会内で定例の野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

ワクチン接種フォローアップ野党合同チーム」を立ち上げることを決めました。

合同チームは、新型コロナウイルスのワクチンの確保、供給、接種状況を把握し、国民に情報提供するとともに、地方自治体の協力も得て、問題点の改善を政府に求めていくもので、PCR検査の目詰まりについても総点検することを確認しました。

 

 

合同チームは、初会合を開き、座長に立憲民主党の長妻昭衆院議員、副座長には日本共産党からは宮本徹、立憲民主党から中島克仁、国民民主党からは浅野哲の各衆院議員とすることを決めました。

 

 

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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長は、ワクチン接種フォローアップ野党合同チームの設置に至った経緯について「われわれ野党ができることは、きちんとわが国全体で、どういうふうに行われているのか、これをフォローアップし、国民のみなさんに知らせて、メディアのみなさんも野党に来れば、わが国の接種状況が世界と比較して、どうなのか。地方自治体ごとにどういう状況なっているのかなどが一目でわかる状況しようということで立ち上げることになった」と述べました。

 

 

私は、「いま一番、(ワクチン接種で)遅れているのは、政府が国民の疑問に応えることであり、事実を明らかにしないことだ。情報を公開することが求められている」と指摘。「PCR検査も遅れている。検査の拡充、補償の問題、医療機関への減収補填をはじめとした対策を一緒に進めていきたい」と表明しました。

国民民主党の古川元久国対委員長も「ワクチン接種で大事なことは、国民の間にある不安と不満を解決すること。事実関係を明らかにすること」と述べ、「合同チームで事実を明らかにする、このことに徹して取り組んでいきたい」と表明しました。

立憲民主党の原口一博国会対策委員長代行は、世界の動向なども見据え、ワクチンに関する知見を大いに取り込んでいきたいと決意を語りました。