【赤旗日曜版】4月4日号、「高齢者医療費2倍化許すな!」特集

2021年04月3日

 

4月4日号の「しんぶん赤旗 日曜版」は、何といっても「高齢者医療費2倍化法案を許すな」特集です。コロナ禍の下、基礎疾患が最も多いと言われる75歳以上の方々を標的にして、医療費窓口負担を2倍にするか!まったく許せない。国民運動を起こし廃案に追い込もう!

またまたスクープ記事が。桜を見る会前夜祭をめぐり略式起訴された安倍晋三前総理の元公設第一秘書・配川博之氏 〝公設秘書辞職で責任を取った〞はずなのに、現在も私設秘書として安倍事務所に勤務している疑いが。 編集部は3月29日午前、ファイルを抱えて安倍事務所に入っていく配川氏の姿をとらえました。

 

 

後半国会の焦点になっている「高齢者医療費2倍化法案」、「病床削減推進法案」について小池晃書記局長に話を聞きました。ぜひご覧ください。
75歳以上の高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に倍増する。菅政権は今国会で「高齢者医療費2倍化法案」の成立を狙っています。対象となるのは370万人です。同時に成立を狙うのが、新型コロナウイルス対策に逆行する「病床削減推進法案」です。

 

 

カラー見開きは、「ゆがんた社会かえる力に」。新しく入党した若い世代の方々の思いを紹介。そして新型コロナウイルス感染拡大のもと、貧富の格差の拡大や地球規模での環境破壊という、資本主義の存続が問われる大問題が、浮き彫りになってきています。日本でも、医療・福祉をはじめ社会のゆがみが、さまざまな分野で明らかになり、日本共産党の活動とともに綱領への共感が広がっています。

 

 

25日投票で行われる3つの国政選挙が注目されています。参院長野選挙区(8日告示)、衆院北海道2区(13日告示)の2つの補欠選挙と、参院広島選挙区(8日告示)の再選挙です。いずれの選挙区でも野党統一候補を擁立する協定が結ばれ、必勝へ大義の旗が立ちました。

 

 

もうひとつのスクープは、総務省の接待疑惑に続き、今度は文科省に接待疑惑が。補助金2400万円の交付。学校法人「豊栄学園」(宮崎県三股町)が、自民党衆院議員の亀岡偉民復興副大臣や、文科省官僚トップの藤原誠事務次官らの接待を長期間繰り返していた。その事実を記した学園の内部資料を「しんぶん赤旗」が入手し報じました(3月22日付)。

 

他には、新型コロナウイルスの新規感染者数は「第2波」の最多をこえ、「第4波」への懸念が高まっている中で、現状をどう見るのか昭和大学医学部客員教授の二木芳人さんに話を聞きました。志位和夫委員長も「第4波」封じ込めへ緊急提起しています。

さらには、恋愛相談に乗ってきたグループ「桃山商事」の代表の清田隆之さんが、恋愛相談から見えて来る“男らしさ”やジェンダーの問題について語っています。

『ひと』は、豪放な役の印象が強いけれど、素顔は心優しい感激屋の俳優・藤本隆弘さん。ミュージカル「アニー」で四度目の富豪ウォーバックス役に挑みます。

 

 

もう一つ見逃せないのが、作家「柳広司」さんのインタビュー(写真上)。治安維持法をテーマに小林多喜二らを描いた作品「アンブレイカブル」への思いを語っています。私の好きな作家でもあります。よくぞ小林多喜二の蟹工船に迫ってくれたとエールを送ります。「ジョーカー・ゲーム」、「聖フランシスコ・ザビエルの首」「柳屋商店開店中」「風神雷神」など、面白いですよ。

 

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