野党書記局長・幹事長、国対委員長会談//野国連//武田総務大臣不信任決議案提出

2021年04月1日

 

31日午後、国会内で野党書記局長・幹事長、国対委員長会談を開催。

午前中に開催された野党国対委員長会談で一致した武田良太総務大臣の不信任決議案の提出について協議。

(写真下は、会談後の記者会見)

 

 

武田大臣は総務省の違法接待問題の真相究明に背を向け、「総務省の信頼を失墜させた」「総務大臣の任に値しない」との認識を共有し、不信任決議案を提出することを決めました。

 

 

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この会談に、先立って午前に、野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

武田総務大臣の不信任決議案について協議。予算委員会の審議の中で総務省の組織ぐるみの接待問題が発覚し、総務行政が歪められた疑惑が深まる中で、大臣の対応は不誠実であるとの認識を共有。「誠実さに欠け、大臣の責任は重大」「大臣の任にあたわず」として、不信任決議案を提出に向け、各党で持ち帰り、対応することで合意しました。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が野国連で武田総務大臣の不信任決議案の提出に向け合意した経過を報告。

記者団からの質問に「国会は国民の負託を受けて、不正や疑惑に対して実態を解明する責任がある。総務省の官僚が『記憶にない』という発言を繰り返し、大臣は『記憶にないと発言しろ』とまで不規則発言を行い、事実を解明することを妨げた」と指摘。「大臣に任に値しないという結論に至った」と述べました。

 

 

私は、「今度の一連の審議の中で、総務大臣の責任は極めて重いと言わなければならない」と述べ「単なる総務省の官僚が、関係業者からの接待づけというだけでなく、放送行政、通信行政が歪められた疑惑が深まったところが一番大事な問題」と指摘。さらに「虚偽の答弁を繰り返し、疑惑の解明に責任を果たそうとしない大臣は、任にあたわずという立場で臨む」と表明。

 

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野党書記局長・幹事長、国対委員長会談の合意・一致を経て、野党4党(日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党)の予算委員、総務委員のメンバーが揃って、衆議院に武田良太総務大臣の不信任決議案を提出。

 

 

決議案は、「放送・通信行政が歪められた疑惑は極めて重大」と強調。「武田大臣のもとでは行政に対する信頼回復は到底、望めず、国民の不信感は増すばかりである」と断じています。

 

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提出した、不信任決議案の資料です。