野党国対委員長会談//共同会見//定例会見

2021年03月18日

17日、国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

柏崎刈羽原発で核物質防護システムに不備があり、長期間にわたり作動していなかった問題(東電は不備の発生から半月以上公表せず)について、あってはならない重大な問題、東電には重大な責任があるとの認識で一致。経済産業委員会と原子力特別委員会との連合審査の開催を求めることを確認。

複数の提出法案の条文にミスが相次いでいる問題で、加藤勝信官房長官の議院運営委員会への出席および説明を要求。

緊急事態宣言の解除については、菅総理が出席し説明責任を果たすよう要求することで一致。

総務省幹部の接待問題については、さらなる調査を約束した東北新社の中島社長に説明を求め、真実を明らかにする取り組みを続けていくことを確認。

 

 

野党国対委員長会談を受け、安住淳立憲民主党国対委員長が森山裕自民党国対委員長と会談を行い、18日に経済産業委と原子力特委の連合審査開催を合意しました。午後の野党国対委員長会談に報告がありました。

 

 

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野国連後の共同会見では、立憲民主党の安住淳国対委員長が報告。柏崎刈羽原発の問題について「看過できない問題」とし、言葉は悪いが「あっちむいてほい」の状態と批判。その上で「原子力事業を運営する資格があるのかというところまできている」と指摘。

 

 

緊急事態宣言の解除については「菅総理には、国会に説明する責任がある。立法府に対する説明責任を怠るということは、民主主義史上あってはならないこと」と。「解除への態度は慎重な意見をとなえる共産党こくた国対委員長もおれば、様々な意見はあるが、一致して総理の出席を求めていく」と語りました。

 

 

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定例記者会見では、いつものように野党国対委員長会談の報告を行い、記者からの質問に答えました。

 

 

記者からの質問の中で、「札幌地裁が、同性婚を認めないのは違憲」との判決を出したことについて問わました。

私は、「画期的な判決だ」と表明。そのうえで、「この判決によって、われわれがやるべき仕事は、婚姻に伴う様々な法的整備をしていくこと」として、「民法上の各法律の見直しを求めていくことが立法府の責任」と強調しました。