「第 80 回 日本共産党滋賀県党会議」で挨拶

2021年03月16日

 

14日、日本共産党滋賀県委員会の「第80 回 滋賀県党会議」が開催され、会議の冒頭で挨拶しました。

また、党会議には、立憲民主党の田島一成・前衆院議員、参院会派「碧水会」所属の嘉田由紀子参院議員、社民党滋賀県連の小坂淑子代表も参加し、「野党共闘で菅政権を倒そう」と力強く挨拶石黒良治滋賀県委員長、佐藤こうへい滋賀3区予定候補も加わって、「そろい踏み」で参加者の声援に応えました。

なお、国民民主党の斉藤アレックスさんからも、激励メッセージが届きました。

写真下、左から、石黒氏、佐藤氏、嘉田さん、田島氏、小坂さん、私。

 

 

私は、まず「なぜ、特別期間の成功が必要か。特別期間成功の2つの意義をしっかりと捉えよう」と切り出し、①「2017 年総選挙の総括と教訓に立ち返ることが原点であり、積極的支持者を増やす日常活動の抜本強化、また、野党共闘の勝利と党躍進という課題をどんな情勢の下でも実現するには党の地力が小さすぎること、ここに躍進期間を呼びかけ第一の理由がある」と強調しました。

さらに、②「総選挙を政権奪取の歴史的選挙にする」ために、日本共産党躍進の政治的・組織的勢いがどうしても必要であることを指摘し、「今、コロナ禍の中での選挙という新しい挑戦を行っている。その結節点が、3月20日の 近畿オンライン演説会の成功である」として、「すべての支部と党員が参加し、これを契機にSNSを使った選挙選に強くなろう」と呼びかけました。

 

 

続けて、「選挙は、まだ先」と力が入らない傾向の克服を呼びかけ、コロナ禍の下での日本の社会や政治のあり方、森オリパラ前会長の女性蔑視発言、総務省の幹部接待疑惑など、「菅政権の下で次々と問題が噴出し、あげればきりがないし、話す内容にはこと欠かない。今、国民の中に打って出て、対話をせずしていつやるのか」「選挙間際では間に合わない。今こそ勝負のとき」として、「滋賀県党の支持拡大の現状は、遅れている。この現状の打開こそ求められている」と提起しました。

 

 

最後に、野党共闘の到達点について、①国会での共闘の画期的前進の内容、② 4 月25 日の3つの補欠選挙・再選挙(衆院北海道2区、参院長野選挙区、参院広島選挙区)での共闘の状況、③政党間の「政権協力」の合意を作り上げていく努力、④野党共闘の中で、なぜ日本共産党の前進が必要なのかという内容に触れ、「野党共闘の先進地である滋賀県でこそ、全国の期待にこたえて、その先陣を切る大奮闘を」と呼びかけ、挨拶を結びました。