京都市の個人タクシー7協同組合と懇談

2021年03月14日

 

13日、京都自動車会館で京都市の個人タクシーの7協同組合の代表者ら懇談し、コロナ感染症の中でどう営業を守るのか意見交換しました。

あいにく私は、中京区日本共産党後援会が計画したリレー宣伝が入っていたため、懇談会には秘書の永戸さんに参加いただきました。

また、懇談会には、京都府会議員団から原田完府会議員団長、迫祐仁、西山のぶひで、の各府会議員、京都市会議員団から樋口英明、山根智史の両市会議員も参加しました。以下、永戸さんからの報告です。

 

 

個人タクシー互助組合の洲見雅義理事長からまず、光触媒によるコロナウイルス不活性処置への助成について、「共産党のみなさんには大変お世話になりました。今日も大いに意見交換し、ともにこの危機的な状況を打開していきたい」とあいさつがあり、意見交換しました。

みなさんからは、「京都府や京都市の感染そのものを防ぐ対策はどうなっているのか、まったく見えない。無症状の感染者の検査をもっと行い、マスクをしないでも暮らせる社会に一刻も早くしていただかないと、個人タクシーの営業は立ち行かない」など、コロナ感染を封じ込めること自体が問題解決の前提として重要だとの指摘がありました。これについては、志位和夫委員長が西村康稔経済再生担当大臣に12日に緊急に要請した「コロナ封じ込めのための大規模検査を」の内容を永戸から紹介。

党の追及もあり、京都市もようやく重い腰を上げつつある状況について樋口市会議員が紹介しました。

また、一時給付金の手続きの簡素化や、花粉症や冷暖房のためタクシーの窓を開けて走れない場合、光触媒だけでなくオゾンなど空気清浄装置への助成をもっと充実させてほしいなどの要望が出されました。

 

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写真は、光触媒によるコロナウイルス不活性の処置を施した上、さらに空気清浄装置をつけたタクシー。この装置の設置費用は約6万円かかり、現在は国交省が2分の1の補助をしているものの、対象は法人タクシーだけで個人タクシーは申請できないということで、改善が求められます。