「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」&「京漆器展」

2021年03月10日

報告です。
7日、ギャラリー「ヒルゲート」で開催されていた(最終日)の「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」に立ち寄りました。

この作品展は、2013年、特定秘密保護法の強行採決をきっかけに、「戦争への道へ踏み出す動きが慌しくなった」と感じる美術家たちが毎月9日の夕方、京都河原町に立ち始めた「無言の路上展」に始まり、京都を起点に、舞鶴や沖縄で、「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展」を開催し続けてきたものです。多数の方々の出展によって支えられているとおっしゃっていました。
絵画や造形、工芸などジャンルを超えて賛同した115人の作品が並びます。さすがに京都ならではの多彩さです。この作品展に尽力されたすべての皆さんに、心から賛同のエールを送りたいと思います。

写真は、作品をバックに、その思いを語る小西照さん、田中直子さんと懇談する私。

 

 

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その後、コロナ感染症のまん延のため2年ぶりの開催となった「第51回 京漆器展」を訪ねました。この企画は、京都漆器工芸協同組合と、同青年会の組合員さんの作品を展示・販売するもので、漆塗りの実演(写真)もされていました。「毎年、覗いていただき感謝します」と組合のみなさんから歓待されました。