滋賀・高島市議選挙が告示。「共産党の3議席何としても」と訴え

2021年01月25日

 

24日、滋賀県高島市の市長選挙・市会議員選挙が告示(31日投開票)されました。

私は、早朝から日本共産党の3候補(粟津たいぞう・元、森脇とおる・現、福井せつこ・現)の「出発式」に駆けつけ、「高島市政を変え、菅政権にノーの審判を下す日本共産党の3議席を何としても勝ちとらせてください」と訴えました。
3候補の出発式に、石黒良治日本共産党滋賀県委員長が駆け付け、候補者と参加者を激励しました。

3候補に、社民党滋賀県連の小坂淑子代表から「必勝メッセージ」が寄せられました。ありがとうございます。

また、同時投票となる市長選挙では「産廃施設の建設反対」を明確にしている「新人の山口知之候補を自主支援している」ことを訴え、「大型開発推進、住民の意見を聞かない強権的な今の高島市政を変えようではありませんか」と呼びかけました。

写真は、早朝、雪深い、まきの地域で、惜敗の悔しさを胸に再挑戦する粟津たいぞう候補を激励

 

 

私は、訴えではまず、菅政権のコロナ対策の無為無策を批判し、「①PCR検査を抜本的に拡充し無症状感染者を把握・保護する積極的検査、②医療機関と医療従事者、保健所への支援の抜本的拡充を。減収補填、③自粛要請と一体に十分な補償、雇用と営業を守る大規模な支援を」と指摘し、「政府の三次補正予算はコロナ収束を前提としていた段階の予算で、持続化給付金の再給付はなく、家賃支援の打ち切り、直接支援を打ち切る一方、GoToキャンペーンの実施、国土強靭化を口実にした大型開発を進めるもので、根本から組み直すべき」と批判。

同時に、2002年の合併直後、公立高島病院の民間委託が提案されて以降、「住民と日本共産党が高島病院を守れとスクラムを組み、私も国会でこの問題を取り上げて追及してきました」と報告。「高島病院を公立病院として守り抜いてきたことが、今日のコロナ危機の中で、どんなに重要なことであったか、みなさん、お分かりじゃないでしょうか。ここに住民の命と健康、暮らしを守り抜く日本共産党の役割、その真骨頂があります」と強調。

市会議員選挙の争点、選択のものさしは、「市民の命と暮らし、豊かな自然と環境を守る日本共産党か、住民不在の強引な市政運営、大型開発を進める現市長いいなりの議員か」と強調し、「日本共産党の3人の勝利で高島市政を変え、同時に、滋賀県の今年最初の選挙で、日本共産党の躍進で菅政権に痛打を与える狼煙(のろし)をあげようではありませんか」と強調しました。

 

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まきの地域では、「菅政権に自粛の要請、強制という考えはあっても、補償、補填という考えがない。これは医療機関だけではなく、農業政策でも同じ。外食産業はじめ、コロナ禍の中でコメの消費が落ちて農業者が苦しんでいる。この時にミニマムアクセス米をやめない。国が米を買い上げ、コメ農家と家族経営の収入補填・所得補償を行う、そしてコロナ禍で苦しむ消費者や学生へと回して助ける、そうした積極策が今の政権にはない」と指摘し、「粟津さんは農林省でも仕事をされた経験がある。まきの地域の農業を守り、地域を再生する最も確かな力、粟津たいぞうさんを地域の代表として何としても議会へと送り出したいただきたい」と力を込めました。ふしき美千代県会議員も参加(写真下の左端)。

 

 

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今津地域では、大学の後輩でもある森脇とおる候補の第一声で訴え。「森脇候補は、産廃問題や環境問題で最も鋭く現市政を追及するだけでなく、立命館大学の末川博・元総長の『わだつみの悲劇を繰り返すまい』の教えを胸に、陸上自衛隊・饗庭野(あいばの)演習場の実弾演習中止と地域住民の安全を守れと粘り強くたたかってきた平和の代表でかけがえのない議員」と強調。また、「伝統産業など、地域経済の再生と活性化のために欠くことのできないこの議席を必ず議会へと送り出していたできたい」と訴えました。友人を代表して、近江わろうそく「大與」の大西明弘さんが推薦の訴え。

 

 

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安曇川地域では、福井せつこ候補の第一声で、きのせ明子県会議員、元高島市議会議員の熊谷ももさんと訴え。杉浦智子、林まりの両大津市会議員も参加。

私は、「福井候補は、生活相談1000件以上。一言で1000件というけれど、解決のための努力があってのこと。この一つひとつには、相手の立場に心を寄せる、自治体や関係団体への交渉などいろんなご苦労をともにしてきたことに意味がある。『住民の苦難の軽減』が日本共産党の立党の精神。これを体現する候補者が福井せつこさん。コロナの下で、住民の命と暮らしがかかったこの選挙で、こうした議席こそが最も求められている」と強調しました。(写真下、左は熊谷さん、右端は、きのせさん)

 

 

3人の候補者は、「他の自治体で実施している全面的なPCR検査、社会的検査を高島市でも実施し、コロナ感染症を封じ込め、住民の命と安全を守る」「横暴な市政運営をただし、産廃問題の情報公開、説明を要求する」「この仕事ができるのは日本共産党の3議席」と強調し、「日本共産党の3議席実現で高島市政と議会を変え、菅政権にノーの声を突き付けよう」と訴え、意気高い出発式となりました。