阪神淡路大震災から26年、復興県民会議が「メモリアル集会」開催

2021年01月18日

 

17日、阪神・淡路大震災から26年を迎えました。

「阪神・淡路大震災 26年 メモリアル集会」”コロナ禍での自然災害にどう立ち向かうか”が、阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議の主催で開催されました。

あいさつをする畦布和隆・復興県民会議代表世話人。

 

 

メモリアル集会は、新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言の下で、集まりは止めにして、オンラインで行われました。私も、参加を呼びかけられていたので、メッセージを送りました。

 

 

写真下は、昨年の集会であいさつする私です。

 

 

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メッセージは以下の通りです。

2021年1月17日

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議 御中

阪神・淡路大震災メモリアル集会への連帯メッセージ

衆議院議員・日本共産党国会対策委員長 こくた 恵二

メモリアル集会に心から敬意を表します。阪神淡路大震災から26年を迎えます。「1・17を忘れるな」、ありきたりの言葉かもしれませんがあらためて、心に刻みたいと思うのです。家屋は壊れ、家族を失った日、避難所、仮設住宅の暮らし、忘れることなどできません。

「生きるために、命がけで闘った」日々。官邸前で「俺を殺してくれ」とまで叫んで被災者支援を訴えた人々の姿がいまも目に焼き付いています。災害にあった国民を助けるのが国の仕事ではありませんか。だから「国として被災者の生活再建への公的支援補償制度」を要求したのです。
「この国は人間の国か」と、作家の小田実さんとともに市民と国会議員で法律をつくる運動も起こりました。

今年は東日本大震災から10年の節目を迎えます。被災者支援の縮小すら計画されて、兵庫の各地では被災者の住宅追い出しが行われています。
1・17以後、皆で助け合いました。自助・共助は十分すぎる程頑張りました。コロナ危機の下でさえ自己責任を主張する政治とは何なのか。根本的転換が求められています。

政治の要諦は、国民のいのちと安全、暮らしを守ることにあります。いまこそ、憲法第13条の「幸福追求権」、憲法第25条の「生存権」が真に保障される新しい政治の実現へ足を踏み出そうではありませんか。

私自身「生きるために命がけで闘った」の原点に立ち返って、市民と野党の共闘の前進、「オール野党」による野党連合政権の実現へ、力を尽くすことをお約束し、大震災で亡くなられた方々の哀悼と集会への連帯のごあいさつとします。