山本宣治、谷口善太郎、国領五一郎の墓参からスタート

2021年01月2日

 

今年の元旦。まずは、赤旗・日刊紙を配達。

 

 

その後、「岩手県のお雑煮」を食して、いつものように早朝、宇治市をめざして出発。

革新の先達、山宣こと山本宣治氏の墓参から2021年のスタートを切りました。

心配された雪も降らず、天気に恵まれて、原田完、馬場紘平の両京都府会議員、西野さち子京都市会議員、松尾孝・元府会議員と一緒に花屋敷山本家のお墓の掃除もして、新年の決意を新たにしました。

写真下は、左から、原田、西野、(私)、松尾、馬場の各氏。

 

 

今年は、事前に預かっていた立憲民主党の安住淳国会対策委員長の名刺を、私のものと一緒に名刺受けに投函しました。

 

 

山宣の墓碑は、当初は寝かされたままだったそうです。結局、裏面の「山宣ひとり孤壘を守る」で始まる碑文をセメントで塗りつぶし、表面を宣治と両親の名を出さずに「山本家之墓」と訂正することで、やっと建立が許可されたということです。

その後、何回かセメントが剥がされては塗りつぶされが繰り返され、1945年12月、戦後最初の追悼墓前祭で、農民組合の同志がノミをとって墓石のセメントを剥がし、墓碑は白日のもとによみがえったと言われています。

 

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その後、京都駅前、東本願寺、東寺(教王護国寺)前での新年の街頭宣伝に駆けつけた後、大谷祖廟にある谷善こと谷口善太郎氏のお墓へ。

谷善は、言わずと知れた、旧京都1区で選出され、長らく日本共産党の衆院議員を務め、私の尊敬する大先輩。山宣の衆院選の立候補を勧めた人物。

山宣の生涯を描いた「武器なき斗い」に「谷さん」としても登場。戦前1928年3月15日の日本共産党大弾圧で逮捕されました。著名なプロレタリア作家としても活躍しました。

 

 

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最後に、国領五一郎氏の墓にお参りしました。国領のお墓は、昨年11月15日に国領会の松下嵩さん、浦慶二さんがきれいに掃除されたそうです。

 

 

国領五一郎氏が組織した西陣織物労働組合は(略称・西労)日本共産党の創立の前年1921年に結成されました。今年で100周年になることも思い起こしました。国領、谷善両氏は、1923年京都における日本共産党創立を担いました。

偉大な先人活動家の遺志を継いで、必ず総選挙に勝利する決意を新たにしました。