国会から京都駅前の「緊急国会報告街頭宣伝」に駆け付ける

2020年12月6日

 

報告です。4日、国会での本会議終了後、直ちに東京駅に向かい、京都駅前の「緊急国会報告街頭宣伝」に駆け付け、倉林明子副委員長・井上さとし両参院議員とともに、訴えました。

渡辺和俊・京都府委員長が司会を務め、たけやま彩子衆院近畿比例予定候補、ちさか拓晃衆院京都2区予定候補、吉田幸一衆院京都4区予定候補も訴えました。

 

 

私は、まず、今国会について、「政府・与党が国会を閉じようとしているのは言語道断だ」と述べ、「野党が一致して要求しているように、大幅な会期延長が絶対に必要。12月28日までの会期延長を強く要求してきた」と紹介。

それは、「何よりも新型コロナの感染拡大が非常に深刻な事態だから」と指摘し、「重症者が増え、医療崩壊の懸念がある。コロナには冬休みはない。ここで国会が休みをとってどうするのか。どうやって感染爆発を止め、営業と暮らしを守るのか。国民の命がかかった重大局面であり、しっかりした対応を国会がやっていく必要がある」と強調しました。

また、安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭で、安倍事務所側が費用補填をした疑惑も重大だとして、「1年間にわたり虚偽答弁を続け、国民と立法府を蔑ろにしてきた問題は、国会で解決されるべきだ。安倍前首相本人が出てきて真相を語ってもらおうではないか」と強調しました。

 

 

さらに、私は、「今日は、先ほどたいへんうれしいニュースが飛び込みました。それは、大阪地裁が、大飯原発の3,4号機の設置許可取り消しの判決を下したことです」「原発ゼロで一致する、市民と野党の共闘の取り組みが、この後押しになったのではないでしょうか」と紹介すると、聴衆から大きな拍手は起こりました。

写真は、宣伝後、キンカン行動にて参加者に訴える私。倉林明子副委員長、井上さとし参院議員も一緒です。

 

 

街頭宣伝での訴えの最後に、私は、「今なぜ政権交代か」として、①「コロナ危機への対応で、政治の有り様が問われてる。菅政権の対応は、あまりに無為無策」「自助・自立、自己責任の押しつけでなく、憲法に基づく連帯の社会への転換が必要だから」、②「安倍前総理の桜を見る会疑惑では、『事務所の関与』『明細書』『補填』という説明はすべてウソ。国会と国民を1年半もウソで欺き続けてきた。安倍・菅政権による、こんな政治の私物化を許すことはができないから」、③「学術会議への人事介入問題が、全体主義への道か、民主主義を守るのか、その分水嶺に来ているから」との3点の理由を述べ、「比例での日本共産党の躍進、各小選挙区で日本共産党の候補者への大きなご支援を」と呼びかけました。

 

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「緊急国会報告街頭宣伝」の最後に、私より1本後の新幹線で駆けつけた井上・倉林両参院議員が訴えました。

倉林参院議員は、「いまやるべきは『GoToキャンペーン』ではない。安心して休業できる補償、『GoTo 検査』が必要だ」と訴え。

井上参院議員は、学術会議問題に触れ、「戦前、自由と民主主義を守れとたたかった党だから、この暴挙を許せない。共同に力を尽くす党とともに新しい政治を」と呼びかけました。(写真は訴える倉林議員)。