遊説第2弾 山形駅東口で高橋衆院議員、ふなやま予定候補とともに「比例東北ブロック初の2議席獲得を」と訴える

2020年10月19日

 

18日、山形駅東口で行われた「総選挙勝利をめざす 日本共産党街頭演説」に駆けつけ、比例東北ブロック予定候補の高橋千鶴子衆院議員ふなやま由美予定候補梅木たけし・山形3区予定候補とともに勝利を訴えました。

司会は山形県議団長の渡辺ゆり子県会議員が務めました。

国民民主党の芳賀道也・舟山康江の両参院議員からは、心のこもったメッセージを寄せていただきました。ありがとうございました。

私は、メッセージへの謝意を表し、「市民と野党の共闘の力で参院選2連勝した山形の地から政権を奪取し、野党連合政権を実現しましょう」と呼びかけました。

 

 

さらに、「得票目標を実現し、高橋さん、ふなやまさんを当選させ、比例東北ブロックで初の2議席を獲得を」と訴えました。

 

 

ほんとうにたくさんの方においでいただきました。350人を超える参加者だったとお聞きしました。関係当局の許可も得て、前列2列の椅子を用意するなど、準備に多大なご苦労なさったスタッフの皆さんに感謝申し上げます。

 

 

 

 

訴えを終えて、参加者のみなさんとグータッチ。

 

 

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私の訴えの骨子は以下の通りです。

一、安倍政権の「継承」、強権政治・国民の生活顧みない菅政権を倒そう
(1)学術会議人事介入、学問の自由を脅かすファッショ的暴挙を許すな

学術会議「任命拒否」問題の本質は、日本国憲法第23条の学問の自由を侵害し、学術会議の独立性を脅かす暴挙です。気に入らないものを排除するという考え方で強権的姿勢が露になりました。
ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんは、「菅首相が、こんな乱暴なことをしたという事は、歴史上長く糾弾されるであろう。戦争の反省の上につくられた“日本学術会議”に汚点を残すものである」と、コメントを発表しています。
日本学術会議法前文は「わが国の平和復興、人類社会の福祉に貢献、学術の進歩に寄与」と記されています。政府から「独立」しているのは、科学が戦前軍事利用されたことへの反省から。

この問題は、戦前の学問の自由・思想の自由弾圧事件である1933年の京大瀧川事件を想起させる。時の文部大臣は、瀧川教授の学説を危険思想として罷免を要求。京大法学部の全教官は大学の自治を侵害するものとして抗議のための辞表を提出。
山形県出身の小西重直総長は、大臣の要求を最後まで拒否し総長を辞職。「それは大学における学問の白由,独立の精神を多年,生きいきと保持してきた京都帝国大学の総長としての権威にふさわしいものであるとともに,教育学者としての小西博士の学者的生涯を飾る最も顕著な事績の一つに加えられるべきであろう。」と,このように書いてあります。
学問の自由、思想・良心の自由、表現の自由を守る、日本の民主主義を守る一大運動として、共同の取り組みを進めよう。

(2)自公政権の新自由主義の誤りは明白。暮らしの土台を支える政治への転換を
1、菅総理の掲げた唯一の理念、「自助・共助・公助」論とは何か?「自己責任」の押し付けであり、政治の責任放棄に他なりません。

2、コロナ危機への政府対応自体が、「自助」=自己責任論の最たるものです。
まず、公衆衛生と医療の脆弱性が明らかになりました。
政府は、コロナ危機に立ち向う医療機関の経営困難に対し、「補償・補填」の考え無し。
東京商工リサーチの調べでは、今後30万件の廃業が予想されるとしていますが、「補償なき自粛」の政治は深刻な経済破綻を招きかねない。

10月9日、NHK『かんさい熱視線』。特集番組、「コロナで広がる“見えない貧困”~収入減 子育て世代で何が~」を視た。個人は精一杯働いて必死の努力を行っている。
一番不足しているのは、政治の役割である「公助」ではないか。コロナ危機で、新自由主義の弊害、自己責任論がいかに有害か、いやというほど見せられたのではないでしょうか。

3、新自由主義の暴走をとめ、憲法二五条に基づいて、よりよい社会をめざしつくろう。
①ケアを大切にする ②八時間働けば暮らしていける労働のルール ③学びの保障 ④文化・芸術を大切に ⑤ジェンダー平等の社会等々。いまこそ政治を変えるとき。

一、国民の変化と、「市民と野党の共闘」の前進を土台に、次の選挙で野党連合政権を!
(1)国民の前向きの変化、市民と野党の共闘で政治を前に動かしてきたことに確信を
1、コロナ対策で積極的提案。10万円支給、家賃補助、学生支援、医療機関援助
2、検察庁法案を廃案に追い込んだ
3、安倍総理の野望「2020年までの憲法改正」の野望を打ち砕いた

(2)次の選挙、オール野党で政権奪取、オール野党で連合政権をつくろう
1、総理大臣指名選挙。全ての野党が枝野幸男氏に投票。衆院134票が投じられた。衆議院の定数は465、過半数は233、あと100議席ひっくり返せば政権をとれる。
2、政治転換の方向は一致している。さらに市民連合と15項目の「政策要望書」での協議も行われて実り豊かなものにしよう。
「政治を変えたい」の国民の思いと一致。参院選2連勝に見るように、山形県はその先進的土地だ
3、政権をともにする意思の表明と選挙の相互協力を実現しよう。

一、日本共産党の躍進で野党連合政権をつくろう
(1)共闘の要共産党の勝利なしに野党連合政権なしの気概で。政権奪取へ活動ダッシュ
(2)比例代表で日本共産党を
(3)党躍進の流れを山形から

※過去の国政選挙で躍進した例。98年参院選では、選挙区で 61,414票獲得し、その3年前の得票を、 2.16倍にした力を持っている。比例の75,000票の目標を掛け値なしに実現しよう。