憲法会議「秋の憲法講座」で、国会報告

2020年10月5日

 

4日、東京都内で開催された憲法会議主催の「 2020年 秋の憲法講座」で国会報告をしました。

 

 

講座の司会は、婦人民主クラブの櫻井さち子さん。

写真下は、開会あいさつを行った、埼玉憲法会議・渡辺正成事務局次長。

 

 

国会報告を行った私。

 

 

 

 

 

安保60年と日本国憲法--安倍なき安倍政治は許さない――と題して、講演を行った一橋大学名誉教授・「9条の会」事務局の渡辺治氏

 

 

国会報告と講演を受けて、会場からの質問に答える渡辺氏と私。

 

 

 

写真下は、閉会挨拶を行った浅川寿一・神奈川憲法会議事務局長。

 

 

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2020憲法会議「秋の憲法講座」での国会報告要項

一、安倍政権の「継承」を看板にして誕生した菅政権の危険性

(1)学問の自由を脅かすファッショ的暴挙、学術会議人事への介入を許すな
1、学術会議とは。日本の科学者八七万人の代表機関。科学者の「国会」
2、赤旗新聞報道の翌日、急遽三氏出席の野党合同ヒアリングを開催
3、国民的運動を即刻起こそうではないか。「#検察庁法の改正に抗議します」のように

(2)憲法違反の敵基地攻撃能力保有論、安倍前総理の「置き土産」は返上しよう

(3)自公政権の新自由主義の誤りは明白。暮らしの土台を支える政治への転換を
1、菅総理の理念「自助・共助・公助」論とは何か?政治の責任の放棄だ
2、コロナ危機への政府対応が自助=自己責任論の最たるもの。補償・補填の考え方無し
3、新自由主義の暴走をとめ、よりよい社会を。憲法二五条に基づいて

一、国民運動を土台に「市民と野党の共闘」で、政治を動かしていることに確信を

(1)何より憲法改悪をストップさせた

(2)コロナ対策で、後手後手の政府。野党は積極的提案で不十分だが成果を勝ち取った

(3)国民運動の高まりと世論で、自公政権を追い込んだ

一、「市民と野党の共闘」の新しい到達点

(1)出発点と「野党連合政権」の提案(二〇一五年九月一九日)

(2)逆流を乗り越え、国会共闘、国民運動、選挙での協力を経て着実に前進

エポック紹介
①二回の共産党大会でのあいさつ
②志位委員長を招いての「お茶会」が開催
③選挙での協力。貴重な財産を得た高知県知事選や東京都知事選
④山宣「拓本」をキーワードに三党国対委員長鼎談

(3)次の選挙、オール野党で政権奪取、オール野党で政権をつくろう
1、いよいよ政権を取りに行く挑戦の選挙
2、市民連合と一五項目の「政策要望書」での懇談・協議
3、政治転換の方向性の一致
4、政権をともにする意思の表明と選挙の相互協力