泉南市議選・総選挙勝利をめざす日本共産党演説会

2020年09月27日

 

26日、大阪・泉南市議選・総選挙勝利をめざす日本共産党演説会に駆けつけ、市議選(10月25日投開票)での3議席への前進(定数は1減の15。改選2議席から3議席を目標に)と総選挙での日本共産党の躍進、北村みき大阪19区予定候補の勝利の訴えを行いました。

写真は、左から、北村みき19区候補、くすのき成明市会議員予定候補、私、寺本えみこ市会議員予定候補、大森和夫市会議員、和気信子市会議員(今回で寺本えみこ予定候補にバトンタッチ)です。

 

 

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訴えで、私はまず、「泉南市での日本共産党市議団の値打ち」について強調。①「市民アンケート」での市民の不安を議会で取り上げ、「PCR検査の抜本的強化」や「済生会新泉南病院の存続」を求める意見書可決など、コロナ危機から市民の命と暮らしを守り抜くために知恵と力を尽くしてきた、②学校へのエアコン設置、学校給食無料化、医療費助成制度の拡充など多くの市民要求を実現し、市民との共同で政治を変え、動かしてきたこと。また、「汲み取り券着服事件」も当初から独自調査し、不正を許さない追及で全容解明と再発防止策の提案を行ってきたこと、③こうした力を強め、3名の議員団の実現で議案提案権の実現を、と訴えました。写真は、議員団の活動紹介ビラを手に訴える私。

 

 

また、私は、「大阪都構想について、3つの問題点」について訴えました。

その第一は、最大の目的が「大阪市の廃止」にあり、政令市としての大阪市の豊かな権限と財源の6割が大阪府に吸い上げられることにより、「市民サービスが確実に低下する」ということ。第二に、4つの特別区になることにより、「身近で大切な住民の声が行政に届かなくなる」こと。第三に、大阪市を解体し、4つの特別区にバラバラにすることによって、大阪市民の参加するまちづくりが出来なくなる一方、大阪府への財源と権限の集中によって東京都のような大型公共事業へのムダ遣いの危険があることです。

そして、私は、「二重行政の廃止」論が、住吉市民病院の廃止が象徴するように、医療・福祉の切り捨ての議論であり、「これは、新自由主義の大阪版に他ならず、新自由主義と住民サービス、福祉切り捨ての維新政治とたたかい大阪の市民と暮らしを守ろう」と呼びかけました。

 

 

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私は、「いよいよ本日の訴えの本題に入ります」として、4つの柱でお話をしました。

第一は、コロナ危機のもとで、国民が政治のあり方、社会のあり方について模索を強めている中、「ともにより良い社会」をつくる条件が広がっているという点です。とくに、菅首相の「自助、共助、公助」論との対比で、憲法25条にもとづいて、「社会保障、社会福祉と公衆衛生の向上、増進の責務」を果たさせること。第二に、日本共産党のめざす社会への「7つの提言」。第三に、政治を変えるエンジンとしての「市民と野党の共闘」の画期的な前進。第四に、日本共産党の特質と前進の意義について強調しました。

 

 

この中で、特に私は、「いよいよ政権を取りに行く段階に来た」と強調し、24日のBS番組「報道1930」の志位・小沢対談について触れ、「オール野党共同で、次の総選挙で政権奪取を」と共通の認識が深まったと紹介。

また、25日の市民連合と15項目の「政策要望書」について懇談・協議したことも紹介し、「いま、野党共闘にもっとも必要なことは、政策合意の熟成とともに、政権をともにする意思表明と本気の共闘だ」指摘し、「そのためにも、日本共産党の躍進が必要。前哨戦としての泉南市議選に勝利し、その勢いで総選挙での前進・勝利を勝ち取ろう」とよびかけ、訴えを結びました。「密」を避け、大きい会場でゆったりと座る参加者のみなさん。