立憲民主党・枝野代表らが共産党を訪問。総理指名選挙で「枝野」さんと記述を確認//国民民主党も挨拶

2020年09月17日

 

16日、新立憲民主党の枝野幸男代表ら新役員が日本共産党の控室に来訪。日本共産党の志位和夫委員長らが応対。中心の問題は、総理大臣指名選挙にどう臨むかのかの率直な議論を交わしました

枝野氏は「菅政権は安倍自公政権の継承で、問題点に蓋を閉じていくという状況が見えています。菅政権を倒して政権交代を実現したいと思う。政権交代を実現させるために連携していきたい」と述べ、総理大臣指名選挙での協力を要請。

それに応えて、日本共産党の志位和夫委員長は、「わが党としては、共闘をいっそう発展させ、自公政権に代わる野党連合政権をつくっていくという意思表示として、枝野代表に投票する」と応じました。

 

 

枝野氏は「大変光栄です。今の政権の問題点を、しっかりと国民に訴え、政権交代を成し遂げなければならない。しっかり連携させてもらいたい」と述べました。

 

 

歴史を紐解けば、共産党が総理大臣の指名選挙で、他の党首に投票するのは1998年以来のことです。当時は衆参ねじれの力関係の下、菅直人氏を総理大臣候補として投票しました。
その際の一致点は、菅直人氏が勝った場合、「直ちに解散・総選挙を行う」との約束の下、第一回目から投票したものです。

新役員のあいさつと会談には、 平野博文代表代行兼選対委員長、福山哲郎幹事長、泉健太政調会長、安住淳国対委員長、蓮舫代表代行、江田憲司代表代行、田名部匡代参院議員が、日本共産党からは小池晃書記局長、田村智子副委員長と私が同席しました。

 

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続いて、新国民民主党の玉木雄一郎代表ら新役員が控室に来訪。

 

 

国会における共同の取り組みを行い。菅自公政権を倒していくために今後とも協力していくことなど、親しく懇談しました。

 

 

国民民主党からは、榛葉賀津也幹事長、大塚耕平代表代行、岸本周平選対委員長が、日本共産党からは、小池晃書記局長、田村智子副委員長と私が同席し応対しました。