定例記者会見//野国連//共同ぶら下がり会見

2020年09月3日

 

2日、定例記者会見を行いました。先んじて開催された野国連(野党国対委員長会談・連絡会)の報告をし、野国連この1年間を振り返り「野党として共闘のたたかい、大きな成果があったということを、お互いに確認しあった」と述べました。

そして、私は「臨時国会の開催にあたっては、当然、所信表明と代表質問、予算委員会をやるべし」と改めて主張したことを報告しました。

その上で、辞任表明後に行っている安倍総理の言動について見解を述べました。
安倍総理は、「国民の信託に応えられない」と辞任を表明しながら、改憲や、敵基地攻撃論の方向性に道筋をつけよう等、国の進路に関わる重要事項について発言している。行き詰まって辞めるのに、国政の重要問題で発言する資格はない。最低限のモラルさえない。最後まで常軌を逸した総理だと厳しく批判しました。またこのような言動を許し制御できない自民党も問題だと指摘しました。

さらに、2日衆院、3日参院と事実上安倍政権下の最後の予算委員会に、重大発言をしながら出席しない。国民と国会から逃げている。許されないと強調しました。

 

 

メディアからは、総裁選で菅官房長官が優勢と報道されていることに関して「菅氏への評価について」、合流新党に加わらないメンバーに対し「不協和音があるのでは」との質問があり、答えました。

 

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野国連(野党国対委員長会談・連絡会)を開催。

 

 

私は、「臨時国会では予算委員会等を行うべきだ」と主張。「安倍政権の7年8カ月の検証をしっかり行い、同時に政権を支えてきた菅義偉官房長官に対し、公文書改ざんや桜を見る会、コロナ対応などの問題を追及していく」と表明。

 

 

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共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は、自民党総裁選が主要派閥の支持で菅義偉官房長官選出の流れになっていることに関して、「1970年代に戻ったかなと思うような派閥政治だ」と述べ、新首相選出から間を置かずに衆院解散総選挙が行われる可能性が取り沙汰されていることに対しては「体制が新しくなり次第、本格論戦をしたい。抜き打ち解散は国民の理解が得られない」と指摘しました。