「黒い雨」訴訟地裁判決を国が控訴。断じて許せない!

2020年08月13日

1964年に両親が京都での原水爆禁止世界大会に出席。それを受け、学生時代に「平和委員会」に加入しました。
峠三吉氏の「原爆詩集」を読み、井伏鱒二氏の「黒い雨」読んで初めて「黒い雨」を知りました。
66年に原水禁大会に参加しました。

今回の「黒い雨」訴訟で原告全面勝訴の判決を心から喜びました。この判決は、政府が認定した区域より広い地域を認定したこと、内部被ばくの問題の検討の必要性を指摘した点で画期的内容でもありました。

広島、長崎の被爆者は安倍総理に「控訴すべきでない」と訴えました。
ところが、安倍政権は、広島高裁に控訴しました。断じて許せません。満身の怒りを持って抗議するもです。
原告と弁護団の「被爆者の苦難に満ちた人生と無念のうちに亡くなった多くの『黒い雨』被爆者の思い踏みにじるものだ」との抗議を共有するものです。
すべての「黒い雨」被爆者が救済されるよう頑張りたいと思います。