日本共産党を語る集い3カ所で訴え(南区女性、菊浜、東九条)

2020年08月2日

 

近畿地方の梅雨明けとともに、暑くなった1日は、3カ所で開催された「日本共産党を語るつどい」を巡りました。

京都南区女性委員会主催の「女性の集い(党を知る会)」(森田ゆみ子京都市会議員が参加)を皮切りに、下京区・菊浜学区の「集い」(かまの敏徳市会議員が参加)、南区・「東九条3学区の集い」(井上けんじ市会議員が参加)で、国会報告と野党共闘の到達点、日本共産党の果たす役割について、お話ししました。

南区女性の集いでは、冒頭に「〝隠れ共産党〟宣言」を執筆された小松泰信・岡山元大教授と小池晃書記局長のユーチューブ企画「とことん日本共産党」を参加のみなさんと視聴しました。
小松教授が「入党宣言」に至った経過や最近では「赤旗配達宣言」をしたことなど、ユーモラスで分かりやすい対談となっており、入党を迷っている方には共感できる内容になっていると思います。

 

 

私からは、まず「日本共産党に入るということは、なにも『共産党に入りました』と、表札を掲げることではない。今の政治を変えるという志を共にしていただくこと、困った時はお互いに助け合うという人間らしい連帯の輪に入っていただくこと」だと強調しました。写真下は、菊浜学区の「集い」。

 

 

その上で、コロナ感染の急速な拡大とそれへの対応について、「私たち日本共産党と野党は、『コロナに夏休みはない』という立場で、国会を再開すべきと求めているが、安倍首相は応じずに逃げています。
通常国会閉会後は、野党が要項し閉会中審査を通じて国民の願いと困難にすべからく対応するよう野党が共同して取り組んでいる」と紹介。

日本共産党として、この間、政府に対し「コロナウイルス感染の震源地(エピセンター)を特定して対策を打てるよう、徹底した検査体制をつくるべき」などの内容を提言しているが、東京医師会では「現在40カ所の検査センターを、人口1万人に1カ所程度の1400ヵ所に大規模に増やして、思い切って検査ができる体制をつくるとしている」「こうした努力に応えた抜本的支援こそ、いま政治に求められているものではないか」と強調しました。写真下は、東九条の「集い」。

 

 

そして、「コロナ禍の中で、日本の政治の本質が浮き彫りになっている」として、持続化給付金やGo Toトラベルキャンペーンの事務費について「国民と業者が深刻に困っているときにでも、大企業の儲けのための政治を行う」という財界言いなりの政治、「成田や関空など『表玄関』は閉めていても、『裏口』からチャーター機で米軍がどんどん日本に入国し、感染が広がっている。こうした事態を前にしても米軍にモノが言えない」というアメリカ言いなりの政治。「この二つのゆがみに真正面から切り込める党が日本共産党」と強調しました。

最後に、「野党共闘はどこまで到達しているか」として、コロナ対応での野党共同で勝ち取った成果とともに、検察庁法改正案を廃案に追い込んだこと、野党が共同して国会での反共攻撃に立ち向かったこと、自民党の憲法改正提案を5国会連続で阻止してきたことなどを紹介。

「市民と野党の共闘をさらに前進させるためにも、いま、その中心で頑張る日本共産党を大きくしなければなりません。ぜひ入党していただきたい」と呼びかけました。

 

*******

 

質疑では、コロナ感染症の問題から、維新政治をどう見るか、財源は大丈夫か、などの疑問や質問も出され、これに一つひとつ丁寧にお答えしました。また、「日経新聞と赤旗を毎日読み比べていくうちに、赤旗のとりこになってしまいました」という若いご夫婦に参加いただいたり、30年も前の私の初挑戦総選挙時のリーフをもって参加された方もおられ、楽しい交流ができました。コロナ危機のもとご参加いただきましてありがとうございます。