野国連開催//共同会見//定例記者会見

2020年07月30日

29日、国会内で野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。新型コロナウイルス感染再拡大や豪雨災害、GoToトラベル事業等の問題を踏まえ、今後の国会の対応について協議。

臨時国会の召集を政府・与党に要請することで合意、確認しました。

 

 

政府・与党が応じない場合は、野党党首会談を開き、憲法53条(下記参照)に基づく臨時国会の召集要求を正式に行うことを確認しました。

持続化給付金や家賃補助についても、徹底した議論が必要であるとの認識で一致し、政府の対応をただすためにも、臨時国会の召集要求をすることを確認しました。

 

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―― 記 ――

憲法53条:内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員数の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。

 

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野国連後の共同ぶら下がり会見で、立国社の安住淳国対委員長は「安倍総理がまったく国会に出てこない状況で、これ以上の議論というのは成り立たない部分がある」と指摘し、「臨時国会を開催することこそが、国民の望むこと」と述べました。

 

 

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定例会見で、私は、野国連で決定したことを報告。

その上で、PCR検査の抜本的強化と医療体制の問題、持続化給付金や家賃補助など徹底した議論が必要であると指摘。

さらに、全般的な国政の諸問題、豪雨による災害への対応など、国政にかかわる重大問題が山積していることを強調。「臨時国会を開いて、きちんと議論するかどうか、政治と国会が問われている」と主張しました。

 

 

記者団からは、ALS患者の嘱託殺人に関わり「尊厳死、安楽死について国会の中で議論するきっかけになるかどうか」との質問がありました。