近鉄奈良駅前で、「比例で日本共産党の前進、奈良一区は谷川さんを」と訴え

2020年07月21日

19日、近鉄奈良駅前で、谷川かずひろ・衆院奈良一区、宮本次郎・衆院奈良二区予定候補奈良市議・予定候補(来夏の市議選で、現有5から7議席を目指します)と訴えました。

 

 

私はまず、相次ぐ全国での豪雨災害の被災者のみなさんにお見舞いを申し上げるとともに、志位委員長を先頭に被災地に足を運び、救援、復旧活動に全力を尽くしていると強調。また、「この場所でも被災地支援の募金活動を行っています。募金は被災地に直接全額お届けします」と呼びかけました。

 

 

その上で、「ここ近鉄駅前には行基像があります。行基さんといえば、道路を整え、橋を架け、池をつくるなどの住民の安全や衛生のための土木事業のリーダーとして有名で、民衆とともに困窮者を救護する『布施屋(ふせや)』と呼ばれる施設を各地につくりました。その活動は、現在の社会福祉事業の先駆けといえるでしょう」「私たち日本共産党も、こうした精神に学び、全力を尽くすものです」と訴えました(写真下が、近鉄奈良駅前の待ち合わせスポットとして有名な行基像)。

 

 

そして、18日に衆院奈良一区候補としての出馬表明の記者会見を行った谷川かずひろ予定候補について、「谷川さんは、大阪生まれ、神戸で育ち、大学時代は京都の大谷大学で学び、京都府学生自治会連合書記長として奮闘された青年・学生運動のリーダーです。学生が新しく学費半減をめざす運動を起こそうとしているそのさきがけの人です。
大学では、井伏鱒二を学び、卒論を書いたそうです。井伏鱒二といえば広島県出身で『黒い雨』を書いた。その意味で、谷川さんは核兵器禁止条約締結をめざすリーダーたる人物でもあります」と紹介しました(写真は、訴える谷川予定候補)。

 

 

さらに、コロナ国会での安倍政権の後手後手の対応と対比して、日本共産党野党が国民要求実現に大いに奮闘していること、「Go Toトラベルキャンペーン」や持続化給付金の膨大な事務費を電通やパソナに「火事場泥棒」的に回そうとする安倍政権に対し、「国民と業者がこれほど苦しんでいるときに、自分たちの儲けのことしか考えない。こんな安倍政権には退陣を願おうではないですか」と訴えました。

同時に、検査庁法改正を巡る「Twitterデモ」の広がり、大学入試改革での高校生の運動、学費半減を訴える学生の立ち上がりを紹介し、「国民が声を上げれば政治は変わるし、市民と野党は共同すれば政治は前に進む。世論と国民の運動に、安倍政権は、いま、追い詰められています」「来るべき総選挙で、安倍政権を打倒するために、野党共闘のカナメ『比例は日本共産党』とご支援をお願したい」と強調しました。

 

 

最後に、「谷川さんも宮本さんも訴えましたが、子どもたちの心のケアを行い、少人数学級をプレゼントする。そのための教員の増員は1兆円あればできる。1兆7000億円かけてGo Toトラベルキャンペーンを急ぐより、子どもたちに希望ある日本をプレゼントしようではありませんか」「そのためにも日本共産党を前進させていただきたい」と再度強調し、訴えを結びました。