25日、緊急野国連開催。黒川処分での総理の虚偽答弁の徹底追及を確認

2020年05月26日

 

25日、野国連(野党国対委員長連絡会)開催。黒川弘務・前東京高検検事長の処分の一連の経過について協議。

確認した一つは、法務省・検察が当初「懲戒が相当」と判断していたものを、首相官邸の意向で覆し「訓告」という軽い処分になったのではないか報じられている問題について、関係委員会で徹底追及し、さらに安倍首相が出席する予算委員会の集中審議を要求することを確認しました。

 

 

二つは、検察庁法改正案の今国会での成立を断念したとたんに、公務員の定年延長そのものを”廃案”にするなどと発言しているもとで、経過とデタラメさを追及し、扱いについて政府に統一見解を示すことを求めることでも一致しました。

私は、総理の言い分は無責任極まりない。「コロナ禍で環境が変わったから」などといううに及んでは、この数カ月間の議論は何だったのか。環境の変化で言うならば、通常国会に提出した法案すべてがコロナ禍が起きる以前に出されたものであって、全部廃案にすべきものとなるではないかと厳しく批判しました。

三つは、女子プロレスラーの木村花さんが、インターネットでの誹謗中傷によって、命を絶つような事態についても議論し、「政治として見過ごすことはできない」との認識で一致し、人権、表現の自由に配慮しつつ、どう防ぐのか、各党間で本格的に議論することを確認しました。

 

 

野国連後の共同会見で、立国社の安住淳国対委員長は、以上、三つの確認事項を報告し、以上の点を自民党との与野党国対委員長会談で善処を要求すると述べました。