野国連、憲法審での「国民投票法の採決を前提にした開催は認められない」

2020年05月21日

 

20日、国会内で定例の記者会見を行い、野国連(野党国対委員長連絡会)での確認・一致したことなどを報告。

自民・公明両党の幹部が、衆院の憲法審査会を動かし、国民投票法の採決を狙っていることについて、私は「検察庁法改悪案に続き、またコロナ禍における火事場泥棒」と批判。「憲法審査会は、憲法改定原案を発議する場であり、国民はいま、憲法改定議論が必要だとは思っていない」と述べ、「憲法審を動かす必要はない」と強調しました。

 

[000093] 20200520定例会見

 

記者団からは、自民党の世耕弘成参院幹事長が国会公務員法改正案をめぐる発言への見解や東京都知事選に臨む姿勢についてなどの質問があり、答えました。

 

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野国連では、自民・公明両党が憲法改正手続きに関する国民投票法改正案を今国会で成立させる方針を確認したことについて対応を協議。

自民、公明の対応を厳しく批判し、採決を前提とした憲法審の開催に反対することで一致

コロナ対策に集中すべき時に、憲法改正の一里塚として、国民投票法を急いで採決するための憲法審の開催などということは、非常識きわまる。野党結束して対応することを確認しました。

 

DSC_4918 20200520野国連

 

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共同会見で、立国社の安住淳国対委員長は、「検察庁法改定案で国民に不要不急はやめろと言われ、採決を断念し見送ったばかりなのに、性懲りもなく憲法審査会を動かそうなどとは、非常識、極まりない」と批判しました。
安住氏は、自民党の森山裕国対委員長と会談し、「採決を前提にした憲法審の開催には応じられない」と述べました。

 

IMG_5853 20200520野国連後の会見