新型コロナウイルス対策 懇談会②//各種団体の代表者と意見交換

2020年03月23日

 

20日、京都府内の各市町村日本共産党議員団長との懇談に続き、各種団体の代表者との懇談会が、連続して開催され、引き続き、井上哲士、倉林明子、大門美紀史の各参院議員と私が参加し、ご参加のみなさんから現場実態をお聞きしました。
なお日本共産党京都府会・市会議員団から新型コロナウイルス対策本部の議員が参加し、活発な意見交換の場となりました。

 

団体長1

 

団体関係者からは、「イベント業では、収入が95%も減っている。5月以降に延期といっても、日程が重なれば一つしか受けることはできない。まったく先が見えない。この危機を持ちこたえるには、家賃など固定費の支援が緊急に必要」「介護施設では、そもそもぎりぎりの職員体制でやっていることに加え、もし陽性患者が出たら倒産の危機ということもあり、大変な緊張感でやっている。このままではもたない」などの切実な実情がこもごも出されました。

さらに、融資の改善や固定費など「真水」の事業所支援の必要性、税金や国保料、社会保険料などの納入や滞納分の換価の猶予措置、融資申請や雇調金申請などの相談窓口対応の改善、リーマンショックでの取り組んだ緊急雇用交付金レベルの対応の必要性、フリーランスや社内外注の一人親方などへの支援、学校や学童保育、障がい者施設、福祉施設などでの実情と要望、医療現場の現状と改善要望、公務現場の現状など、実に多岐にわたる切実な実態が報告されました。

倉林、井上、大門の各議員が、それぞれ国会における取組みや質問に答える発言を行いました。

 

団体長2

 

は、最後に「各分野でのたたかい、連帯したたたかいを重視し、国会でも、京都府・市会でも、みなさんの苦難の具体的解決のために全力を尽くしたい。今日は、現場で起こっている事態、貴重なご意見を聞くことができました。本当によい会合となりました。ぜひ今後の取り組みに生かしたい」と結びました。