18日、衆院外務委。外務省の文書改ざんがいっそう明らかに

2020年03月20日

 

18日、開かれた外務委員会で、私は、前回(6日)の委員会で明らかにした、「中国への新型コロナウイルス対応をめぐる 外務省が作成した『対応文書』について」を引き続き追及。

さらに「新型コロナウイルス感染症の広がりものとで日本への渡航制限措置と差別的な被害について」、「フィリピンでの感染拡大と外務省の対応について」も質問しました。

 

全体

 

私は、外務省の文書改ざん・隠ぺい問題について、「中国当局が武漢市を封鎖した状況を踏まえれば23日の時点で、湖北省全体をレベル3(渡航中止勧告)とすべきだった」と指摘し、「外務省が初動対応の遅れと判断の甘さを露呈しないように改ざん文書を故意に提出して誤魔化したからだ」と追及しました。

 

こくたさん1

 

水島光一領事局長は「事務的なミスにより迷惑をかけた」と答弁し、謝罪はしましたが 文書を改ざん・隠ぺいしたことについては答弁を避けました。

 

水嶋領事局長

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本人が海外で差別的被害を受けている事例を紹介し、「外務省には、新型コロナに関し、在外邦人へのトラブルはどのくらい報告されているのか」とただしました。領事局長は「手元に資料がない」と繰り返すのみでした。
私は、「領事局長の姿勢は不届き千万だ」と厳しく批判しました。

(質問時間が残り少なかったので、やめましたが、質問通告をしていたにもかかわらず、「手元に…」などと答弁するのは、論外)

 

こくたさん2

 

大使館として、在留邦人の援護件数が二番目に多いフィリピンの対応についてもただしました。17日、マニラの日本大使館を「当分の間、臨時休館にする」と発表したが、同じ17日に、今度は、それを取り消すなど、混乱しているようにみえる。また、17日の時点で、フィリピンに「感染症危険情報」が発出されていないが、在留邦人への対応は、適切に行われているのかとの問いに、「適宜適切に行われるよう対応している」と遠藤和也参事官が答弁。事実を示して質問しているのにまったく答えになっていないと批判。

この一連の質問で、ことは在留邦人の命と安全に関わる需要情報ももかかわらず、報告もできない、進行する事態についての危機意識もなく、文書まで改ざん・隠ぺいする外務省の無責任な姿勢が浮き彫りになったということです。

 

DSC_3962 20200318外務委員会質疑

 

私は最後に、あらためて「感染症危険情報は、在留邦人の命と安全確保に関わる重要な情報。情報の発出は、迅速かつ適切に行う必要があり、ましてや、情報の発出の遅れがあってはならない」と指摘し、質問を終わりました。

質疑の様子は、衆院のホームページ・ライブラリーから視聴することができます。ぜひ、ご覧ください。