共産党志位委員長「緊急経済提言」を、政府に申し入れ

2020年03月14日

 

13日、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談。志位和夫委員長が12日に発表した「緊急経済提言」を政府に申し入れました。森山氏は「承りました。さっそく安倍総理にお伝えします」と応じました。

会談には、自民党からは松本純国対委員長代理、日本共産党からは塩川鉄也国対委員長代理が同席。

 

Z06_4560 20200313 森山・こくた会談

 

「国民生活の緊急防衛、家計・中小企業への強力な支援を」とする緊急経済提言は、①新型コロナの影響から緊急に国任生活を防衛するあらゆる手立て②内需・家計・中小企業支援への力の集中、の二つを基本姿勢として掲げています。

 

Z06_4554 20200313 森山・こくた会談

 

私が、「緊急提言」を説明。今日の経済状況は、リーマンショック以上の極めて深刻な事態だと強調しました。

森山氏は、経済状況はご指摘の通り、深刻で、新たな経済対策が必要だとして、2020年度予算成立後、直ちに補正予算を編成することを表明しました。

私は、まず、2020年度の予算案の抜本修正を行うべきだと主張し、麻生大臣も「景気対策のために減税」を否定していない。いま必要なのは消費税を直ちに 5%に戻すこと、暮らしを支える社会保障を緊急に拡充すること、大企業の内部留保をいまこそ活用すべき時だと述べました。

さらに、「リーマンショック以上の深刻な情勢の下で、どういう経済対策が必要か、各党から意見を聞くべきだ」と強調し、党首会談の開催を提起しました。