京都を駆ける! 「平和を築く町の縁側シンポジウム」//「第7回女性美術展」//「市田ひろみコレクション世界の衣装を訪ねて展」//「荒川玄二郎七夕個展」へ

2015年07月13日

11日(土)12日(日)は、活動の合間をぬって展覧会、写真展、シンポジウムに出かけてきました。

平和を築く町の縁側シンポジウム」は、「平和の鐘をつく会」の主催で、西陣町屋・古武で開催されました。

12縁側シンポ全景

 

立本寺塔頭大輪院住職の石田良正さんが「今こそ平和を願う仏教者として」、元朱市保育所所長の棚橋啓一さんが「平和・人権・子ども」と題して問題提起の発言をし、意見交流がありました。

前日に掲載された地元紙・京都新聞の記事を見て、遠方から参加された方もあり、戦争体験や戦争法廃案への活動の報告など,意見交換があり、私も参加者の一人として、一昨日の質問の内容、国会での野党共闘の状況などを報告しました。

 

12縁側シンポこくた
主催者である古武さんから、昭和20年6月26日、出水・待賢・正親地域をおそった空襲「西陣空襲」の話しがありました。この地は、平安京の大内裏のあった地域であり、京都御所の近くでした。わが町で、戦時中に何があったのか、どんな暮らしがあったのか・・・・伝えていくことが未来につながっていくと確信します!

 

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第7回平和を愛し、憲法9条を守る 女性美術展」が、7月2日(木)~19日(日)までギャラリーかもがわで開催されています。

平和を愛し、憲法9条を守る女性美術家が 毎年開催していますが、戦争法案が国会で重要局面を迎えている今、とても大事な展示会です。
「絵筆を折って戦場へかり出され、創造活動を一方的に奪われた歴史を忘れない!」の思いと優しさにあふれた作品が展示でした。

「戦争の悲惨さを知らずに今まで生きてきました。これからも決して知りたくありません。そのためには、『戦争反対・殺すな・殺させるな・殺させないぞ』の心で,その企みを打ち砕きましょう。共に手を携えて!」など、作者のメッセージ集にも、平和を願う熱い思いが綴られていました。写真は『憲法前文』を染め上げた作品です。

で女性美術展憲法屏風前

 

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市田ひろみコレクション 世界の衣装を訪ねて」展が、7月20日(月・祝)まで、龍谷ミュージアムで開催されています。
著名な服飾評論家の市田ひろみさんが、ライフワークとして世界各地で収集されたアジア各地、ヨーロッパ、アフリカ、中南米の人々の民族衣装が展示されています。

12世界の衣装展

 

「龍谷ミュージアムが探求してきた仏教文化は、それぞれの土地に根ざした独自の文化を土台として広がっていますが、民族衣装はまさにそのような表層文化を伝えてくれる重要な研究資料となるものです。」と、表記されていますが、それぞれの国の文化の多様性を認め合う世界でありたいですね。このことでも日本の憲法9条が『世界の宝』であってほしいですね。

 

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「荒川玄二郎七夕個展」は、7月12日(日)まででした。生活アート空間ぱるあーと(京都市上京区西洞院丸太町一筋上ル)で開催。知人である荒川さんが毎年この時期に開催している展覧会です。作者の荒川さんとゆっくりと語り合うのも、毎年の楽しみです。荒川さんは陶芸家の河井寛次郎研究の第一人者です。

11荒川玄二郎さんと