衆院近畿比例ブロック共産党候補「そろい踏み街宣」@神戸三宮、大阪天王寺
2019年12月29日
寒風吹きすさぶ27日、来るべき総選挙に向け、共産党の衆院比例近畿ブロックの候補者4人(宮本岳志前衆院議員、清水忠史衆院議員、こむら潤衆院比例近畿予定候補・尼崎市議、私)がそろって街頭から訴えました。写真は、神戸三宮センター街で。
私は、まず「今日、秋元司衆院議員の逮捕を受けた対応を野党の国会対策委員長会談で協議し、カジノ徹底追及の本部を立ち上げることを決めて、この場所に駆け付けました」として、「この問題が、日本へのカジノ事業への進出を狙った中国の企業に便宜をはかり、その見返りに多額の賄賂を受け取った大問題」底知れぬ疑獄の様相を呈す可能性があり、「日本にカジノ市場を立ち上げ、そこに参入するためなら賄賂でも使うというカジノ企業と、これに応えた政治家の醜い癒着の徹底解明が急務である」と強調。「もともと、日本はモノづくりの技術で経済を成長させてきたが、ばくちからは何も生み出されないではないか」と批判しました。
写真下、こちらは、先日、衆院比例近畿ブロックの4人目の共産党候補者として発表されたこむら潤・尼崎市会議員。
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続けて、私は「来年は希望ある政治を拓く年にしましょう」として、4つの点を訴えました。写真は、天王寺駅前で訴える私。写真のバックは、有名なあべのハルカスで、ローマ字で「ABE NO」(清水議員は、「あべのハルカスも・『安倍ノー』と言っている」と軽妙に笑い飛ばしました)。それを受けて「この場所に初めてきて、なぜここで宣伝するのかよくわかりました。来年は、安倍政治ノーの審判を下す年にしましょう」と訴えました)。
新年に「新しい希望ある政治を拓く」4点について、私は「第一に、来年は阪神・淡路大震災25年の年だが、相次ぐ災害の中で、生活となりわいの復興は相半ばだ。被災者生活支援法の拡充をふくめ、政治の要諦である国民の安全・安心を守る年にしましょう」と訴えました。
第二に、「消費税を5%に引き下げる年に」とし、「様々な小手先の経済対策を行うなら、消費税を引き下げることこそ、最大の経済対策になるではないか」と強調しました。
第三に、「多様な個性が尊重される、ジェンダー平等社会の実現に大きく足を踏み出す年にしましょう」と呼びかけました。
第四に、「年が明けた2月2日は、京都市長選挙の投開票日です」として、「候補者の福山和人さんは、先の府知事選で京都市内では46%の得票を得た。さらに、この間、市民との新たしい共同が広がっている。この選挙を“勝ちに行く選挙”として、近畿を挙げてご支援いただき、沖縄、埼玉、岩手、高知に続き、地方から市民と野党の共闘の大きななうねりを作り出す年にしましょう」と力をこめて訴えました。
最後に、気候変動や英語検定問題などで、「高校生や若い世代が動くことによって、政治は変えられるということが、この国会中にも明らかになった」と強調。「若い世代が声を上げているこの時、団塊の世代ももうひと踏ん張りし、声を上げ立ち上がって、安倍政権を打ち倒す、新しい政治を展望をひらく新年にしようではありませんか」と、訴えを結びました。