9日、野党書記局長・幹事長会談。議長が本会議で会期延長の申し入れ顛末を報告、内閣委の閉中理事会開催を約束

2019年12月10日

9日、野党は、国会内で断続的に国対委員長会談を開催。それを受けて書記局長幹事長会談を開催し、国会会期末の対応を協議(国対委員長が同席)。
「最後まで会期延長を求め」、野党が結束して闘うことをあらためて確認しました。与党との協議については、国対委員長に委ねることを確認しました。

立憲民主党の安住淳国対委員長と自民党の森山裕国対委員長との会談を受け、野党国対委員長会談を開催。
与野党国対の折衝を通じて、①野党の「安倍総理の『桜を見る会』問題での会期延長の提起があり、この提案を議院運営委員会で議論し賛成少数で否決されたことを議長が本会議で報告する点を確認
国会閉会中ではあるが、内閣委員会において、理事会を開催し、「桜を見る会」問題での質疑・応答を行う。この二点を確認しました。

 

DSC_4598 20191209 ぶら下がり会見

 

野党国対委員長会談で、二点の確認を報告。
極めて前進的方向が出されたこと。特に議長が会期延長問題の報告を本会議で行うなどは前例のないことであり、よくぞここまで押し込んだと、その意義を確認しました。
また野党が訴えてきた「安倍総理の『桜を見る会』」について、継続的に追及の場を設けた重大性をあらためて確認しました。まさしく野党が結束して闘い抜いたことが成果につながったと一致しました。
この二点の与野党合意を踏まえ、今国会会期末には「内閣不信任案」は、提出しないことで一致しました。以上の点をぶら下がり会見で報告しました。

私は、今度の臨時国会で、野党の共闘の力で、次の通常国会につながる最終盤の成果があったこと、同時に、憲法審査会で安倍総理の改憲の企みを阻止したこと、高校生・教育関係者・野党の追及で英語検定試験の延期を勝ち取ったこと、「総理の『桜を見る会』」の追及など、大きな前進があった点を確信にしていきたいと思います。

 

DSC_4768 20191209 書記幹